現在開催中、および1月開催のオススメ浮世絵展覧会をご紹介します!
各地で魅力的な浮世絵の展覧会が目白押しです。

 

◆ 1月のPick up!オススメ展覧会

 

東京・上野の東京国立博物館は、1月2日から開館しています。

 

今年で17年目を迎える、新年恒例の「博物館に初もうで」では、干支や吉祥にまつわる展示が目白押し。本館特別展示室では、「ねずみ年」にちなんで、錦絵の祖である鈴木春信の「鼠、猫と遊ぶ娘と子供」が展示されます。さらに本館10室では、栄松斎長喜「四季の美人・初日の出」をはじめ、羽根つきなど年初めの遊び、そして宝船や福引を描いた作品など、お正月にふさわしい作品が数多く展示されます。また、浮世絵の祖とされる岩佐又兵衛が描いた和漢の美人画も併せて紹介。令和初めてのお正月、ぜひ「博物館に初もうで」でお楽しみください!



 
東京国立博物館 (東京 上野)
博物館に初もうで
1月2日(木)~1月26日(日)



◆ アダチ版復刻浮世絵の取り扱いがある美術館・博物館

下記でご紹介する美術館・博物館では、常時アダチ版復刻浮世絵をお求めいただけます。(お求めいただけない商品もございますので、ご了承ください。)

太田記念美術館 (東京 原宿)
開館40周年記念 太田記念美術館所蔵
肉筆浮世絵名品展 ―歌麿・北斎・応為
1月11日(土)~ 2月9日(日)
静岡市東海道広重美術館 (静岡 由比)
日本の伝統四季ごよみ
〜旧暦と二十四節気〜
11月26日(火)~ 2月2日(日)
中山道広重美術館 (岐阜 恵那)
企画展「ニッポンのえんぎもの」
12月12日(木)~1月19日(日)
 
すみだ北斎美術館 (東京 両国)
北斎没後170年記念 北斎 視覚のマジック
小布施・北斎館名品展
11月19日(火)~1月19日(日)
広重美術館 (山形 天童)
浮世絵にみる信仰のかたち
1月1日(水)~1月26日(日)
信州小布施 北斎館 (長野 小布施)
北斎VS北斎 冨嶽三十景と富嶽百景Ⅱ
11月16日(土)~1月19日(日)

◆ その他、オススメの浮世絵展覧会


アダチ版浮世絵の販売あり!

江戸東京博物館 (東京 両国)
大浮世絵展 ―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演―
11月19日(火)~1月19日(日)



東洋文庫ミュージアム (東京 本駒込)
東洋文庫の北斎展
10月3日(木)~1月13日(月)



伝統芸能情報館 (東京 千代田区)
初代歌川豊国生誕250年記念
歌川豊国 --歌川派の役者絵--
10月2日(水)~1月27日(金)
 
藤沢市藤沢浮世絵館 (神奈川 藤沢)
浮世絵双六と七福神
12月3日(火)~2月16日(日)
那珂川町馬頭広重美術館 (栃木 那須)
企画展 浮世絵 忠臣蔵
11月30日(土)~1月13日(月)
 
山形美術館 (山形 大手町)
北斎づくし 漫画から富士まで
12月5日(木)~1月26日(日)
北綱圏北見文化センター (北海道 北見)
歌川広重 二つの東海道五拾三次展
~あなたはどちらの
《東海道五拾三次》がお好き?~
12月21日(土)~2月9日(日)
迎春セット2020

 

新たに始まる2020年は、過去最高に浮世絵を楽しめる年。
オリンピックの開催にあわせ、世界中からすばらしい浮世絵のオリジナルを集めた展覧会が複数開催されます。さらに、北斎の代表作「冨嶽三十六景」シリーズがパスポートの絵柄に採用されるなど、浮世絵をもっと身近に感じていただける年にもなるでしょう。

日本を代表する文化として、浮世絵が世界的に注目を集めている今、ご自宅でも浮世絵を楽しんでみませんか。

「迎春セット」は、四季を通して気軽に浮世絵をお楽しみいただきたいという想いから、すぐに飾って楽しめるよう浮世絵4図と差し替え用マット、額(または浮世絵収納箱)をセットにした商品です。

もちろん送料は無料でお届けします!2020年1月15日(水)までの期間限定でのご紹介となりますので、この機会をお見逃しなく。季節や気分で浮世絵を掛け替えて、一年を心豊かにお楽しみください。

 

■ アダチ厳選 迎春セットのご紹介

  【 迎春セットA 】
  名所で味わう日本の四季  広重「名所江戸百景」

たしかな観察眼と優れた色彩感覚を持つ歌川広重は、さまざまな日本の情景を繊細に描き出しています。情緒あふれる広重の風景画は、暮らしを豊かに彩ります。
今回は広重晩年の名シリーズであり、モネやゴッホが模写したことでも有名な「名所江戸百景」から季節のうつろいを感じられる4作品を選定いたしました。

亀戸梅屋舗 大はしあたけの夕立 真間の紅葉手古那の社継はし 浅草金竜山
「亀戸梅屋舗」 「大はしあたけの夕立」 「真間の紅葉手古那の社継はし」 「浅草金竜山」

  【 迎春セットB 】
  うつろいゆく自然に目を向けて  花鳥画で楽しむ四季

今も昔も変わらない、季節のうつろいを慈しむ心。江戸の人々は日々刻々と変化しゆく自然に目を向け、その姿を浮世絵で楽しみました。
今回アダチ版画では、四季折々の自然の姿を鋭い観察眼と細やかな筆さばきで描き出した、花鳥画の名作4作品を選出いたしました。

鷽に垂桜 朝顔に雨蛙 月に雁 雪中椿に雀
北斎
「鷽に垂桜」
北斎
「朝顔に雨蛙」
広重
「月に雁」
広重
「雪中椿に雀」
 

  【 迎春セットC 】
  2020年のイチオシ!  北斎「冨嶽三十六景」 傑作4選

浮世絵ブームのなかでもっとも注目を集めているのは、2019年に170周忌を迎えた葛飾北斎。彼の画業をたどる展覧会も開催され、5月には北斎を主人公とした映画の公開も決まっています。
年老いてなお、森羅万象の真を描きだすことに執念を燃やしつづけた北斎の浮世絵は、抜群のデザイン性でモダンなお部屋にもよく映えます。
今回はそんな北斎の代表作「冨嶽三十六景」の中から、アダチが厳選した傑作4作品をセットにしてご紹介いたします!

神奈川沖浪裏 凱風快晴 甲州石班沢 甲州犬目峠
「神奈川沖浪裏」 「凱風快晴」 「甲州石班沢」 「甲州犬目峠」

 

【お得情報その①】 「浮世絵専用額」もしくは保管に便利な「収納帙」のどちらか選べます!

皆様からのご要望にお応えして浮世絵の保管に最適な布製の「収納帙」をご用意いたしました。浮世絵専用額の代わりに「収納帙」をお付けすることも可能です。


すでに額縁を複数お持ちの方や、差し替え用の作品が増えて浮世絵の収納に困っている方にオススメです!
※掲載の写真は、実際の商品とは多少異なる場合がございます。予めご了承ください。

■ 収納帙については、こちらをご参照ください >>

収納帙

◎ご注文の際は、本商品のカートより、ご希望のセット種類をお選びいただき、ご注文内容の最終確認画面「備考欄」に専用額または収納帙どちらをご希望か明記ください。ご希望がない場合は、専用額をお付けいたします。
※浮世絵専用額をご希望の場合、初めに額装する作品をご記入ください。

 

【お得情報その②】 迎春セット内の商品は、ご変更いただけます!

これまでにアダチ版画で浮世絵をご購入くださった方の中には、すでに今回のセットに含まれる浮世絵をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。そこで、セット内の商品は、ご自由に変更いただけるようにいたしました。

アダチ版復刻浮世絵(税別13,000円の商品)の中から、お好きな浮世絵をお選びいただけます!


◎ご注文の際は、本商品のカートより、ご希望のセット種類をお選びいただき、ご注文内容の最終確認画面「備考欄」に、 ①どの作品を変更するか ②ご希望の作品の絵師名とタイトルをご記入ください。
専用額または収納帙どちらをご希望かも忘れずにご記入ください。
※浮世絵専用額をご希望の場合、初めに額装する作品をご記入ください。

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※システムの都合上、一度「ご注文内容ご確認 (自動返信)」のメールをお送りいたしますが、商品内容を修正後、改めてメールをお送りいたします。


お得な「迎春セット」は、2019年1月15日までの期間限定でのご紹介となりますので、ぜひこの機会にお求めください。浮世絵に注目が集まる2020年、彩り豊かな浮世絵とともに迎えてみてはいかがでしょうか。


一年の始まりに 四季を楽しむ 迎春セット 商品詳細ページはこちら >>

現在開催中、および12月開催のオススメ浮世絵展覧会をご紹介します!
各地で魅力的な浮世絵の展覧会が目白押しです。

 

◆ 12月のPick up!オススメ展覧会

 

東京・両国の江戸東京博物館にて、11月19日(火)から「大浮世絵展 ―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演―」展が開催されています。

 

浮世絵史に名を連ねる五人の人気絵師にフォーカスし、彼らの錦絵の代表作、約260点をご紹介する贅沢な展覧会。国内所在の作品はもちろん、海外からも大変状態の良い浮世絵の傑作が数多く里帰りを果たしています。歌麿の美人画、写楽の役者絵、北斎・広重の風景画、国芳の勇壮な武者絵と機知に富んだ戯画など、各絵師のエッセンスを凝縮した、浮世絵好きにはたまらない展示内容です。
また会場出口では、アダチ版復刻浮世絵もお楽しみいただけます!ぜひ、足を運んでみてください。



 
江戸東京博物館 (東京 両国)
大浮世絵展 ―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演―
11月19日(火)~1月19日(日)



◆ アダチ版復刻浮世絵の取り扱いがある美術館・博物館

下記でご紹介する美術館・博物館では、常時アダチ版復刻浮世絵をお求めいただけます。(お求めいただけない商品もございますので、ご了承ください。)

太田記念美術館 (東京 原宿)
ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち
―悳俊彦コレクション
11月2日(土)~ 12月22日(日)
静岡市東海道広重美術館 (静岡 由比)
日本の伝統四季ごよみ
〜旧暦と二十四節気〜
11月26日(火)~ 2月2日(日)
中山道広重美術館 (岐阜 恵那)
新版画展-浮世絵版画のその後
巴水・古邨・深水を中心に-
9月27日(金)~12月8日(日)
 
すみだ北斎美術館 (東京 両国)
北斎没後170年記念 北斎 視覚のマジック
小布施・北斎館名品展
11月19日(火)~1月19日(日)
広重美術館 (山形 天童)
広重の色と光
11月29日(金)~12月23日(月)
 
信州小布施 北斎館 (長野 小布施)
北斎VS北斎 冨嶽三十景と富嶽百景Ⅱ
11月16日(土)~1月19日(日)
東京国立博物館 (東京 上野)
浮世絵と衣装―江戸(衣装)
10月22日(火)~12月25日(水)

◆ その他、オススメの浮世絵展覧会

東洋文庫ミュージアム (東京 本駒込)
東洋文庫の北斎展
10月3日(木)~1月13日(月)
和泉市久保惣記念美術館 (大阪 和泉)
絵画でランデヴー
−東西美術の出逢い−
11月2日(土)~12月22日(日)
伝統芸能情報館 (東京 千代田区)
初代歌川豊国生誕250年記念
歌川豊国 --歌川派の役者絵--
10月2日(水)~1月27日(金)
 
呉市立美術館 (広島 呉)
浮世絵にみる 江戸美人のよそおい展
11月2日(土)~12月15日(日)
日本浮世絵博物館 (長野 松本)
江戸の一年 -季節の楽しみ-
9月26日(木)~12月22日(日)
 
那珂川町馬頭広重美術館 (栃木 那須)
企画展 浮世絵 忠臣蔵
11月30日(土)~1月13日(月)
川崎浮世絵ギャラリー 斎藤文夫コレクション
(神奈川 川崎)
日本の宝 浮世絵名品展
墨摺絵から錦絵誕生まで
12月3日(火)~1月26日(日)

現在開催中、および11月開催のオススメ浮世絵展覧会をご紹介します!
各地で魅力的な浮世絵の展覧会が目白押しです。

 

◆ 11月のPick up!オススメ展覧会

 

東京・本駒込の東洋文庫ミュージアムでは、10月3日から「東洋文庫の北斎展」が開催中です。

 

こちらは日本最大級の本の博物館で、浮世絵発祥のもととなった絵付きの「版本」も多く所蔵されています。そんな東洋文庫が所蔵する、版本や錦絵などの北斎作品が一堂に会した本展覧会では、現存が数点しか確認されていない貴重な作品や、有名な「神奈川沖浪裏」を想起させる作品など、普段目にすることのできない北斎の名作の数々をご覧いただくことができます。ぜひ、足を運んでみてください。



 
東洋文庫ミュージアム (東京 本駒込)
東洋文庫の北斎展
10月3日(木)~1月13日(月)



◆ アダチ版復刻浮世絵の取り扱いがある美術館・博物館

下記でご紹介する美術館・博物館では、常時アダチ版復刻浮世絵をお求めいただけます。(お求めいただけない商品もございますので、ご了承ください。)

太田記念美術館 (東京 原宿)
ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち
―悳俊彦コレクション
11月2日(土)~ 12月22日(日)
静岡市東海道広重美術館 (静岡 由比)
今昔東海道ステヰシヨン
8月20日(火)~ 11月24日(日)
中山道広重美術館 (岐阜 恵那)
新版画展-浮世絵版画のその後
巴水・古邨・深水を中心に-
9月27日(金)~12月8日(日)
 
すみだ北斎美術館 (東京 両国)
北斎没後170年記念 北斎 視覚のマジック
小布施・北斎館名品展
11月19日(火)~1月19日(日)
広重美術館 (山形 天童)
そろいもの、そろいぶみ
11月1日(金)~11月25日(月)
 
信州小布施 北斎館 (長野 小布施)
北斎VS北斎 冨嶽三十景と富嶽百景Ⅱ
11月16日(土)~1月19日(日)
東京国立博物館 (東京 上野)
浮世絵と衣装―江戸(衣装)
10月22日(火)~11月17日(日)

◆ その他、オススメの浮世絵展覧会


アダチ版浮世絵販売あり!

江戸東京博物館 (東京 両国)
大浮世絵展
-歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演-
11月19日(火)~1月19日(日)



町田市立国際版画美術館 (東京 町田)
美人画の時代
-春信から歌麿、そして清方へ-
10月5日(土)~11月24日(日)



和泉市久保惣記念美術館 (大阪 和泉)
絵画でランデヴー
−東西美術の出逢い−
11月2日(土)~12月22日(日)
 
いわき市立美術館 (福島 いわき)
光ミュージアム所蔵
美を競う 肉筆浮世絵の世界
11月9日(土)~12月15日(日)
光ミュージアム (岐阜 高山)
北斎 富嶽三十六景展
9月14日(土)~12月16日(月)
福岡市博物館 (福岡 早良)
挑む浮世絵 国芳から芳年へ
11月16日(土)~12月22日(日)
<色あざやかな野山の錦 浮世絵で秋の彩りを楽しむ

■計算しつくされたバランス 北斎「菊に虻」



代表作『冨嶽三十六景』と同時期に北斎が描いた花鳥画シリーズの一枚です。本作品では風に吹かれる菊と、その香りに誘われやってきた虻が描かれています。


葛飾北斎 菊に虻

葛飾北斎「菊に虻

4~5種類に描き分けられた菊のうち、一番大きな橙色の花に注目してみましょう。 画面の奥から吹く風にあおられ揺れる花びらや葉が、裏表まで丁寧に表現されているのが見て取れるでしょうか。

葛飾北斎 菊に虻
葛飾北斎 菊に虻

全体に重厚感のある複雑な色彩が用いられていますが、菊が風にたなびくさまや画面左上に描かれた虻などの、計算しつくされた「抜け感」が画面に動きを与えています。




■優れた色彩感覚がうかがえる 広重「菊に雉子」



毅然とした立ち姿の雉子に、立派な菊の花を添えた本図は、広重の持つ豊かな叙情性や構図の妙が巧みに活かされた大短冊の花鳥画です。


歌川広重 菊に雉子

歌川広重「菊に雉子

歌川広重 菊に雉子

雉子の羽には華やかな色合いが用いられていますが、繊細な線からはそのやわらかさまで感じられます。

広重の描いた菊は、文様を思わせるような、まるくてかわいらしい形をしています。花のこちら側は明るく、奥に行くにつれて赤色が濃くなるようぼかしが入れられ、画面の奥行きが感じられます。

歌川広重 菊に雉子



やわらかな書体で書かれた「菊の香やふくめる露のちる度に」の句のとおり、秋の野山に香る、かぐわしい菊の花と鮮やかな菊によく映える立派な雉子を描いた作品です。

■お互いに引き立て合う美人と菊 栄水「兵庫屋内月岡 菊持つ美人」



一楽亭栄水は鳥文斎栄之の門人で、大首絵を得意としました。上からつるした花桶に菊を生ける遊女は、歌麿の美人画に近い、生き生きとした魅力的な美人となっています。


一楽亭栄水 兵庫屋内月岡 菊持つ美人

一楽亭栄水「兵庫屋内月岡 菊持つ美人

一楽亭栄水 兵庫屋内月岡 菊持つ美人

花器に生けられた満開の菊の花。美人の白い肌と、菊の葉や花の色がお互いによく映え、その美しさを引き立て合っています。


雲母摺りを施した背景に、花桶や着物の赤、そして菊やかんざしの黄色が鮮やかで美しい一枚です。

現在開催中、および10月開催のオススメ浮世絵展覧会をご紹介します!
各地で魅力的な浮世絵の展覧会が目白押しです。

 

◆ 10月のPick up!オススメ展覧会

 

さまざまな浮世絵師が理想の美人像を追い求めた「美人画の時代」の軌跡を、約230点の版画や版本・肉筆画で辿る展覧会が、東京・町田の町田市立国際版画美術館にて開催されます。

 


18世紀後半は、数々のスター絵師が活躍したいわば浮世絵の「黄金期」。この黄金期の中心となったのが、人物を美しく生き生きと描いた「美人画」でした。本展覧会では、多色摺の錦絵を生み出した鈴木春信以降、鳥居清長、喜多川歌麿など個性豊かな絵師が次々と登場し、多彩な画風が花開いていく様子がご覧いただけます。さらに、この黄金期の美人画に学んだ鏑木清方や上村松園など大正・昭和期の美人画家たちにも目を向け、黄金期の美人画の普遍的な魅力に迫ります。ぜひ足を運んでみてください!



 
町田市立国際版画美術館 (東京 町田)
美人画の時代
―春信から歌麿、そして清方へ―
10月5日(土)~11月24日(日)



◆ アダチ版復刻浮世絵の取り扱いがある美術館・博物館

下記でご紹介する美術館・博物館では、常時アダチ版復刻浮世絵をお求めいただけます。(お求めいただけない商品もございますので、ご了承ください。)

太田記念美術館 (東京 原宿)
歌川国芳 ―父の画業と娘たち
10月4日(金)~ 10月27日(日)
静岡市東海道広重美術館 (静岡 由比)
今昔東海道ステヰシヨン
8月20日(火)~ 11月24日(日)
中山道広重美術館 (岐阜 恵那)
「新版画展-浮世絵版画のその後
巴水・古邨・深水を中心に-」
9月27日(金)~12月8日(日)
 
すみだ北斎美術館 (東京 両国)
北斎没後170年記念
茂木本家美術館の北斎名品展
9月10日(火)~11月4日(月)
広重美術館 (山形 天童)
うきよえQ
8月30日(金)~10月28日(月)
信州小布施 北斎館 (長野 小布施)
【特別展】北斎没後170周年記念
すみだ北斎美術館名品展
9月14日(土)~11月10日(日)
 
MOA美術館 (静岡 熱海)
リニューアル3周年記念 名品展
第2部 桃山・江戸の華とわび
9月27日(金)~10月28日(月)
東京国立博物館 (東京 上野)
浮世絵と衣装―江戸(衣装)
9月25日(水)~10月20日(日)
 

◆ その他、オススメの浮世絵展覧会

城西国際大学水田美術館 (千葉 東金)
浮世絵でよむ南総里見八犬伝
9月17日(火)~10月12日(土)
佐野美術館 (静岡 三島)
光ミュージアム所蔵
美を競う 肉筆浮世絵の世界
9月7日(土)~10月27日(日)
茅ヶ崎市美術館 (神奈川 茅ヶ崎)
江戸の遊び絵づくし
-みかけはこわいが
遊びつくした楽しい浮世絵だ
9月7日(土)~11月4日(月)
 
山口県立萩美術館・浦上記念館
(山口 萩)
平木コレクション
にゃんとも猫だらけ
9月14日(土)~11月17日(日)
北海道立帯広美術館
(北海道 帯広)
世界を魅了した浮世絵師
北斎展 師と弟子たち
9月14日(土)~11月24日(日)
大分県立美術館
(大分 寿町)
江戸浮世絵の黄金時代
The Ukiyo-e 歌川派
9月20日(金)~10月27日(日)
豊かな実りの秋に 月を描いた浮世絵名作撰

■ぼかしの生み出す豊かな叙情「洗馬」



広重が手掛けた「木曾街道六拾九次」の中でも、最も格調高いとうたわれる「洗馬」。画面中央の川柳にかかる大きな満月、岸辺の葦をなでる夕風、家路に急ぐ船とかがみこむ船頭たちの姿に、夕暮の寂寞感がひしひしと胸に迫ってきます。


歌川広重 洗馬

歌川広重「洗馬

「洗馬」の豊かな叙情性を引き出しているのが、いくつもの「ぼかし」です。

画面右下を流れる川にご注目ください。深く濃い青色と、澄んだ薄い青色がグラデーションになっているのがわかります。ぼかしを多用することによって、川の深さや奥行きがうまく表現されているのです。

歌川広重 洗馬
歌川広重 洗馬

はるか遠くまで続く川の先には、ぼんやりと遠景が見えています。影のようにかすんで見える木々からは、その距離を測り知ることができます。

画面中央の満月が輝くのは、その遠景のさらに向こう側です。空に何層もかかる雲は満月の前にかかり、奥行きと趣を生み出しています。


広い平野に浮かぶ大きな満月を、ぼかしによって叙情豊かに表した、広重円熟期の傑作です。



■にぎわう夜の芝居町を遠近法で描いた「猿わか町夜の景」



こちらの「猿わか町夜の景」は、広重の代表作「名所江戸百景」のうちの一図。猿若町は、現在の台東区浅草六丁目付近で、江戸市中の芝居小屋が集まる芝居町でした。


歌川広重 猿わか町夜の景

歌川広重「猿わか町夜の景

歌川広重 猿わか町夜の景

夜空に浮かぶ満月には、平らな板の上で描くようにぼかしを作る「あてなしぼかし」の技法によって、うっすらと雲がかかっています。

秋の風情を感じさせるこの名作の一番の特徴といえば、やはり遠近法を用いた大胆な構図でしょう。

歌川広重 猿わか町夜の景

    
歌川広重 猿わか町夜の景

遠くまで続く芝居小屋が一点透視図法を用いて描かれており、月に照らされて帰路につく人々の足元には影が伸びています。


ゴッホの名作、「夜のカフェテラス」にも影響を与えたといわれる傑作「猿わか町夜の景」。華やかな夜の賑わいの中にも、秋特有の寂しさが感じられる趣深い作品です。


■明月と影を落とす葉とのコントラストが印象的な「葉ごしの月」



「葉ごしの月」の題名通り、滝上に張り出した枝の向こうにかかる満月が大短冊判に描かれています。


歌川広重 葉ごしの月

歌川広重「葉ごしの月

こうこうと明るく大きく輝く満月に対し、手前の枝は暗く描かれ、そのコントラストによって樹木の造形が浮かび上がって見えてきます。

歌川広重 葉ごしの月
歌川広重 葉ごしの月

紅葉した葉やまだ緑の残る葉が混ざり合っており、秋のしみじみとした情緒があふれています。


縦長の構図を活かした滝の高低差や、滝に散りかかる落ち葉の儚い風情など、画面の隅々まで広重の拘りが感じられる作品です。



■秋の夜の詩情を見事に描き出した「月に雁」



1949年には記念切手として発行されたことでも有名な本図。まばゆい月を背景に空から舞い降りてくる3羽の雁を、「葉ごしの月」より一回り小さい中短冊判に描いた傑作です。


歌川広重 月に雁

歌川広重「月に雁

歌川広重 月に雁

左右から藍のぼかしを交錯させ、立体感を作り出しています。幾重にも盛り上がった雲はまるで飛行機に乗って上空から眺めているかのようです。



冴え冴えと輝く満月、静かに流れる蒼い雲、そして三羽の落雁。澄み渡った秋の空遠く、物悲しげな雁の声が聞こえてくるようにさえ感じられます。

「こむな夜か 又も有うか 月に雁」の賛の通り、一度きりと思えるほど美しい、忘れえぬ夜の光景を描き出した名作です。

歌川広重 月に雁

■丹念な描写によって生まれる臨場感「高輪之明月」



こちらも秋の風景には欠かせない月と雁が描かれた一図。江戸の交通の中心であった日本橋を出発し、品川の手前まで来ると江戸湾の眺望が開けるところ、高輪の情景を描いた作品です。


歌川広重 高輪之明月

歌川広重「高輪之明月

歌川広重 高輪之明月

夕暮れ時の空には大きな白い満月がのぼり、雁の群れが飛んでいます。


俯瞰的に風景を捉え、前景を大きく描く大胆な構図が印象的で、湾曲した海岸線や空の藍色と海の藍色のぼかしが画面に果てしない奥行きを生み出しています。独特のあたたかな色合いや、帯状に伸びた紅色の雲が静かな哀愁を演出する名作です。

豊かな実りの秋に 月を描いた浮世絵名作撰

■「お月見」が広まった江戸時代

今も広く親しまれている「お月見」。十五夜の日にすすきを飾り、月を眺めながらお団子を食べる行事は、日本人なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

この秋に月を愛でる慣習が庶民にまで浸透したのは、実は江戸時代だと言われています。
中秋の名月を鑑賞する風習は、中国から日本にやってきました。はじめに平安時代の貴族の間に取り入れられ、次第に武士や町民に広まっていったとされています。その後、お月見は収穫祭と結びつき、庶民へと広まりながら現在の十五夜の形式へと発展したそうです。

江戸の庶民の文化を色濃く反映した浮世絵には、観月を楽しむ江戸の人々の姿や、美しい月の情景が多く描かれています。


■お月見にすすきを供えて 「鏡台の秋月」


鈴木春信 座敷八景 鏡台の秋月

鈴木春信「鏡台の秋月
通常価格  20,000円(税別)

限定特価 絵のみ 13,000円(税別)
本図は日常の生活を風景に見立てて描いた春信の代表シリーズ「座敷八景」の内の一図。

江戸時代中期の俳人で、絵暦交換会の主催として錦絵誕生のきっかけを作った人物でもある大久保巨川の依頼により制作されたもので、画中の豪華な屏風には「巨川」の文字が見えます。
振袖を着て髪を結いあげられている娘の前に置かれた鏡台は、秋空に浮かぶ月を見立てたもの。 鈴木春信 座敷八景 鏡台の秋月

鈴木春信 座敷八景 鏡台の秋月
窓の外には十五夜の日、収穫に感謝して黄金色の穂を垂らした稲に見立ててお供えする「すすき」をのぞかせており、秋の風情を感じさせます。

画面内には描かれていませんが、開け放たれた窓の外にはきっと美しい秋の月が浮かんでいることでしょう。当時の人々の日常や、秋の暮らしの様子も見えてくる趣深い作品です。


■江戸の粋な遊び 「道潅山虫聞之図」



秋の夜といえば、「月」と「虫の声」は欠かせないものですが、秋に虫の声を楽しむという風習は古くから楽しまれていました。
江戸時代には、外へゴザと酒を持って出かけては虫の音を聞く「虫きき」が、粋で風流な秋の遊びとされていたそうです。そんな「虫きき」の様子を描いたのが、本図「道潅山虫聞之図」。

歌川広重 道潅山虫聞之図
歌川広重「道潅山虫聞之図
通常価格  20,000円(税別)

限定特価 絵のみ 13,000円(税別)

歌川広重 道潅山虫聞之図 本図で描かれている谷中の道灌山は「虫きき」の名所として多くの人々で賑わっていた場所。
  歌川広重 道潅山虫聞之図
虫かごをもって「虫きき」へ出かける親子や、丘の上で月見酒に興じる男たちが描かれており、当時の人々が観月を楽しむ様子が広重の描写力によってありありと伝わってきます。

現在開催中、および9月開催のオススメ浮世絵展覧会をご紹介します!
各地で魅力的な浮世絵の展覧会が目白押しです。

 

◆ 9月のPick up!オススメ展覧会

 

江戸時代に活躍した浮世絵師・歌川豊国の生誕250年を記念する展覧会が、東京・原宿の太田記念美術館にて開催されます。

 

数々の名絵師を輩出した一大派閥である「歌川派」の始祖、歌川豊春のもとで幼少期から絵を学んだ豊国は、役者の魅力を理想的な美しさで表現し、江戸の庶民から大きな支持を得ました。現代では注目を浴びることの少ない絵師ですが、実はあの写楽と同時期に活躍し、絶大な人気を誇っていたのです。本展覧会では、豊国の役者絵や美人画、そして版本挿絵など幅広い作品が楽しめます。数々の魅力の名作をご覧いただけますので、ぜひ足をお運びください!



 
太田記念美術館 (東京 原宿)
生誕250年記念 歌川豊国―写楽を超えた男
9月3日(火)~ 9月29日(日)



◆ アダチ版復刻浮世絵の取り扱いがある美術館・博物館

下記でご紹介する美術館・博物館では、常時アダチ版復刻浮世絵をお求めいただけます。(お求めいただけない商品もございますので、ご了承ください。)

静岡市東海道広重美術館 (静岡 由比)
今昔東海道ステヰシヨン
8月20日(火)~ 11月24日(日)
中山道広重美術館 (岐阜 恵那)
特別展観「木曽海道六拾九次之内」
8月22日(木)~9月23日(月)
すみだ北斎美術館 (東京 両国)
北斎没後170年記念 茂木本家美術館の北斎名品展
9月10日(火)~11月4日(月)
 
広重美術館 (山形 天童)
うきよえQ
8月30日(金)~10月28日(月)
信州小布施 北斎館 (長野 小布施)
【特別展】北斎没後170周年記念すみだ北斎美術館名品展
9月14日(土)~11月10日(日)
 
MOA美術館 (静岡 熱海)
奇想の又兵衛 山中常盤物語絵巻
8月31日(土)~9月24日(火)
東京国立博物館 (東京 上野)
松方コレクションの浮世絵版画
6月4日(火)~9月23日(月)

◆ その他、オススメの浮世絵展覧会


アダチ版浮世絵販売あり!

大阪市立美術館 (大阪 天王寺)
メアリー・エインズワース浮世絵コレクション -初期浮世絵から北斎・広重まで
8月10日(土)~9月29日(日)



国立劇場伝統芸能情報館
(東京 千代田区)
企画展示「かぶき入門」
6月1日(土)~9月23日(月)



城西国際大学水田美術館 (千葉 東金)
浮世絵でよむ南総里見八犬伝
9月17日(火)~10月12日(土)
 
佐野美術館 (静岡 三島)
光ミュージアム所蔵
美を競う 肉筆浮世絵の世界
9月7日(土)~10月27日(日)
大分県立美術館 (大分 寿町)
江戸浮世絵の黄金時代
The Ukiyo-e 歌川派
―豊春から国芳、広重まで
9月20日(金)~10月27日(日)
 
細見美術館 (京都 左京区)
レスコヴィッチコレクション
広重・北斎とめぐるNIPPON
8月27日(火)~10月20日(日)
待乳山本龍院 (東京 浅草)
待乳山聖天「浮世絵展」
~待乳山・隅田川・山谷堀~
9月14日(土)~10月6日(日)
品質へのこだわり

品質へのこだわり

アダチの浮世絵は、手にして初めて分かる、熟練の技術と日本の伝統が詰まっています。

製作工程

制作工程

一切機械を使うことなく一枚一枚職人の手仕事により丁寧に作られている木版画です。

厳選素材・道具

厳選素材・道具

江戸当時の風情を感じられる当時の浮世絵の再現にこだわり、厳選した素材と道具を使用。

職人紹介

職人紹介

最高の作品を創り出すために、日々技術の研鑽を積む熟練の職人たち。

浮世絵の基礎知識

浮世絵の基礎知識

意外と知らない?浮世絵の世界。浮世絵の基礎知識をご紹介。