先週金曜日にリリースいたしましたアダチ版画研究所が新たに復刻した作品。
歌川広重「山城 あらし山 渡月橋」。桜の季節を前資して、大変好評です!
この作品は、歌川広重の晩年、とはいっても名所江戸百景を出版する前に出したシリーズ「六十余州名所図会」の中でも人気の1図です。日本全国を「五畿七道」と言って区分していた頃の全国各地の名所を描いたシリーズで、山城といえば、京都のことですね。 全国各地全70箇所を描いた大シリーズで、アダチ版画研究所では、今回の作品で9図目となります。歌川広重ならではの、それぞれの土地の名所を季節感たっぷりに描いています。
今回、この京都の春を描いた「山城 あらし山 渡月橋」の完成を記念して、アダチ版研究所ではこれまで復刻した「六十余州名所図会」全9図を4/14まで特別価格にてご紹介しております。
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先月末に、彫り上がった版木で、現在摺師の親方・仲田が一色ずつ摺っております!あと数日で完成の予定です。摺りたての色鮮やかな浮世絵を是非、手にとって見てください。
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