展覧会情報:「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」展(4/26~6/22)

2014.04.25

kobe01.JPG明日26日から神戸市立博物館で「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」展が始まります!昨日は設営のために会場へ行ってきました。

90歳で没するまでの70年間、風景画をはじめとして優れた作品を幅広く描き続けた北斎。今日では日本が世界に誇る浮世絵師ですが、実は世界で初めて本格的な北斎展を開催したのはアメリカのボストン美術館だったそうです。そんな北斎とゆかりの深い美術館の名品展をご紹介します!

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今回の特別展では世界中でボストン美術館のみに所蔵が知られる団扇絵「菖蒲に鯉」などが出品。他にも珍しい作品が多く出品されているだけでなく、ボストン美術館所蔵の浮世絵は非常に保存状態の良いことで有名で、摺られた当時の様子を感じられる色鮮やかな浮世絵を楽しめるのもポイントです。
<入り口にはオシャレにデザインされた赤富士!>

また、校合摺(きょうごうずり)もおすすめの見どころ。
「校合摺(きょうごうずり)」とは、絵師の描いた線を彫りおこした版木を使って一番最初に10枚程度摺られたものを言います。絵師が色の部分指定をするために使ったもので、その後色板の制作のために板に貼って彫ってしまうため、校合摺を見ることができるのはとっても貴重なことです。
そして、なんといっても彫りたての板を摺った最初の数枚なので、シャープな線を見ることができます。今回は仕上がったものと校合摺りが並べて展示してある作品もあり、見比べるとその線の細かさの違いに驚き、浮世絵の面白さを改めて感じました。ぜひ、彫りの繊細さに注目してみてはいかがでしょうか。

そして、展覧会場の最後で紹介されている「凱風快晴」の制作工程の展示にもご協力しております。是非、北斎の素晴らしい作品と併せてこちらもお楽しみください。

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そして展覧会の出口付近、会期中アダチ版画研究所がお店を出店しています!
北斎の作品を中心に、職人の手による鮮やかな浮世絵作品を多くご紹介しております。
先ほどお話した団扇絵「菖蒲に鯉」の復刻もございますので、ぜひこの機会に実際に手に取って、木版の魅力をお楽しみください。


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ボストン美術館浮世絵名品展 北斎
場所:神戸市立博物館 
会期:4月26日~6月22日(月曜日休館)
※4/28、5/5は開館
時間:9:30-17:30
※土曜日は19時まで開館

詳細は展覧会サイトにてご確認ください
http://ukiyoe.exhn.jp/

品質へのこだわり

品質へのこだわり

アダチの浮世絵は、手にして初めて分かる、熟練の技術と日本の伝統が詰まっています。

製作工程

制作工程

一切機械を使うことなく一枚一枚職人の手仕事により丁寧に作られている木版画です。

厳選素材・道具

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江戸当時の風情を感じられる当時の浮世絵の再現にこだわり、厳選した素材と道具を使用。

職人紹介

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最高の作品を創り出すために、日々技術の研鑽を積む熟練の職人たち。

浮世絵の基礎知識

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