スマホ用浮世絵壁紙(2021年8月版)ダウンロード

2021.08.07

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■広重の抒情を味わう 愛らしい月夜の木菟

   
アダチ版復刻浮世絵によるスマートフォン用の壁紙は、季節の移ろいとともに浮世絵を身近に感じていただけるよう、陰暦の月替りに合わせて公開しています。陰暦7月(文月)の今回は、短冊型の細長い画面が特徴的な広重の花鳥画の中から、愛らしい木菟の姿を描いた作品を。(国際版のダウンロードページはこちら) 
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スマホ用壁紙(2021年8月版)ダウンロードはこちら
※画像はアダチ版画研究所が制作した復刻版浮世絵を使用しています。
※個人で楽しむ範囲でご利用ください。商用利用、再配布禁止。


アダチ版画研究所のスマホ用浮世絵壁紙は
①あらゆるスマホの画面の縦横比に対応できる
②カレンダー型を希望する方/しない方の双方の需要に応える
という2つの課題をクリアするため「お客様のお好みで画像をトリミングしていただく」というスタイルを採用しています。下図は主なスマートフォンの液晶画面の縦横比でトリミングした一例です。


wallpaper_202108_sample_20-9.jpg 【画面縦横比[20:9]のスマホの場合】
A.カレンダーあり
B.カレンダーなし
wallpaper_202108_sample_16-9.jpg 【画面縦横比[16:9]のスマホの場合】
A.カレンダーあり
B.カレンダーなし
wallpaper_202108_sample_7-3.jpg 【画面縦横比[7:3]のスマホの場合】
A.カレンダーあり
B.カレンダーなし


お客様にお手間をかけることにはなりますが、ぜひご自身のお好みに合わせてご活用ください!


  

■この壁紙に使用されている作品は?


「東海道五十三次」や「名所江戸百景」といった風景画の名作を次々に世に送り出していった広重。当時、歌川派の中でも「名所絵の広重」として認識されていましたが、実は四季折々の風趣に富んだ花鳥画の優品を数多く描いています。中でも評価が高いのが、短冊型の細長い画面に、さまざまな花鳥を描き、詩歌を添えた形式の作品群。切手になった「月に雁」など、限られた面積の画面の中で、季節の移ろいを見事に切り取っています。
本作「三日月に松上の木菟」では、松の木で羽根を休める木菟(みみずく)が一羽。折しも、空の三日月が小舟のように松の枝に掛かり、木菟が舟を漕いでいるかのよう。そんな情景を歌ったのが画中の歌「三日月の船遊山(ふなゆさん)してみみづくの 耳に入たき松風の琴」。愛らしい鳥の姿を、藍、鼠、茶、薄墨と落ち着きのある渋めの色でまとめた、上品な一枚です。


アダチ版復刻「三日月に松上の木菟」商品ページはこちら≫



品質へのこだわり

品質へのこだわり

アダチの浮世絵は、手にして初めて分かる、熟練の技術と日本の伝統が詰まっています。

製作工程

制作工程

一切機械を使うことなく一枚一枚職人の手仕事により丁寧に作られている木版画です。

厳選素材・道具

厳選素材・道具

江戸当時の風情を感じられる当時の浮世絵の再現にこだわり、厳選した素材と道具を使用。

職人紹介

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最高の作品を創り出すために、日々技術の研鑽を積む熟練の職人たち。

浮世絵の基礎知識

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意外と知らない?浮世絵の世界。浮世絵の基礎知識をご紹介。