浮世絵展覧会情報(2023年9月)

2023.09.01

東京・目白に工房を構え、復刻版の浮世絵や現代木版画を制作しているアダチ版画研究所では、毎月、全国各地で行われている浮世絵の展覧会情報を更新しています。現在開催中、および9月開催のオススメ浮世絵展覧会をご紹介します!各地で魅力的な浮世絵の展覧会が目白押しです。
なお、新型コロナウイルスの影響により営業時間等が変更になっている場合がございますので、必ず各館の公式HPをご確認の上お出かけください。

 

◆ 9月のPick up!オススメ展覧会

 

東京・両国にあるすみだ北斎美術館では、企画展「北斎のまく笑いの種」展が開催されます。

 

江戸時代、狂歌や滑稽本、落語など、庶民でも楽しめる文化が花開き、人々に「笑い」をもたらす〈笑いの種〉が増えました。
北斎や門人たちは、笑顔や照れ笑い、怪しげな笑いにいたるまで、世間にあふれる多様な笑いの表情や仕草、また笑いが生まれる状況を捉えて見事に描き分け、巧みに表現しています。本展では、北斎と門人たちが描いた"笑い"にまつわる作品の数々を3章構成で紹介。七福神や芸人、狂歌師など笑いの象徴を描いた作品や、怪談を描いた作品にみられる怪しげな笑い、そして見る者の笑いを誘う戯画など、笑いにまつわる作品が数多くご覧いただけます。
芸術の秋、北斎や門人たちの描く浮世絵で、一日を笑って楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか。



 
すみだ北斎美術館 (東京・両国)
北斎のまく笑いの種
9月20日(水)〜11月26日(日)



◆ アダチ版復刻浮世絵の取り扱いがある美術館・博物館

下記でご紹介する美術館・博物館では、常時アダチ版復刻浮世絵をお求めいただけます。(お求めいただけない商品もございますので、ご了承ください。) 「実際に復刻版の浮世絵を見てみたいけれど、目白のショールームまで行くのは難しい...」という方も、ぜひお近くの美術館・博物館でご覧いただければ幸いです。

太田記念美術館 (東京・原宿)
美人画 麗しきキモノ
9月1日(金)~10月22日(日)
静岡市東海道広重美術館 (静岡・清水)
広重とめぐる名物・名所
8月15日(火)~11月12日(日)
中山道広重美術館 (岐阜・恵那)
特別展観 木曽海道六拾九次之内
8月31日(木)~10月1日(日)
 
東京国立博物館 (東京・上野)
浮世絵と衣装―江戸
通年展示
信州小布施 北斎館 (長野・小布施)
知られざる至極の木版画 摺物
9月2日(土)〜11月12日(日)
 

◆ その他、オススメの浮世絵展覧会

川崎浮世絵ギャラリー (神奈川・川崎)
キャラクター大図鑑
8月26日(土)~10月1日(日)
国立劇場伝統芸能情報館 (東京・半蔵門)
国立劇場所蔵 芸能資料展
8月26日(土)~10月26日(木)
石川県七尾美術館 (石川・七尾)
動物たちの浮世絵展
7月30日(日)~9月18日(月・祝)
 
藤澤浮世絵館 (神奈川・藤沢)
アナザー東海道
9月12日(火)~11月5日(日)
芦屋市立美術博物館 (兵庫・芦屋)
最後の浮世絵師 月岡芳年
7月22日(土)~10月9日(月・祝)
高岡市立博物館 (富山・高岡)
浮世絵に描かれた加越能
7月29日(土)~10月9日(月・祝)


>>その他全国の浮世絵が見られる美術館・博物館情報はこちら(※「北斎今昔」内リンク)

品質へのこだわり

品質へのこだわり

アダチの浮世絵は、手にして初めて分かる、熟練の技術と日本の伝統が詰まっています。

製作工程

制作工程

一切機械を使うことなく一枚一枚職人の手仕事により丁寧に作られている木版画です。

厳選素材・道具

厳選素材・道具

江戸当時の風情を感じられる当時の浮世絵の再現にこだわり、厳選した素材と道具を使用。

職人紹介

職人紹介

最高の作品を創り出すために、日々技術の研鑽を積む熟練の職人たち。

浮世絵の基礎知識

浮世絵の基礎知識

意外と知らない?浮世絵の世界。浮世絵の基礎知識をご紹介。