浮世絵展覧会情報(2023年11月)

2023.11.01

東京・目白に工房を構え、復刻版の浮世絵や現代木版画を制作しているアダチ版画研究所では、毎月、全国各地で行われている浮世絵の展覧会情報を更新しています。現在開催中、および11月開催のオススメ浮世絵展覧会をご紹介します!各地で魅力的な浮世絵の展覧会が目白押しです。
なお、新型コロナウイルスの影響により営業時間等が変更になっている場合がございますので、必ず各館の公式HPをご確認の上お出かけください。

 

◆ 11月のPick up!オススメ展覧会

 

山形県米沢市にある米沢市上杉博物館では、特別展「学んで、旅して、たのしむ浮世絵ー広重美術館コレクションー」が開催されます。

 

四季折々の日本の風景、草花や愛らしい小動物、その土地に生きる人々の暮らしなどを抒情豊かに描いた浮世絵師・初代歌川広重。代表作『東海道五拾三次』や『名所江戸百景』をはじめとする江戸や諸国の名所風景画は、今なおその魅力を失うことなく多くの人々に愛されています。 本展では、広重美術館(山形県天童市)が収蔵する作品を中心に、浮世絵の見方や見どころをあらためて学び、広重が描く東海道や諸国を旅しながら、人々に愛された浮世絵の魅力に迫ります。また、初代から五代まで、5人の広重それぞれが生きた時代を色濃く伝える作品を紹介するほか、米沢市上杉博物館が所蔵する武者絵のコレクションも一部初公開。江戸時代後期から明治にかけての浮世絵師たちの作品から、時代とともに移ろう浮世絵のあり方にも触れることのできる展覧会です。

なお、期間中本展ではナイトツアーなどのイベントも開催。その一環として、11月19日(日)には、アダチ版画の摺師も協力させていただくワークショップ「浮世絵摺師に挑戦!」も催されます。ぜひあわせてお楽しみください。
ワークショップ詳細はこちら >>



 
米沢市上杉博物館 (山形・米沢)
学んで、旅して、たのしむ浮世絵
ー広重美術館コレクションー
11月11日(土)~1月14日(日)
11/19(日)①10:00~ ②13:30~
アダチ版画の摺師によるワークショップあり!




◆ アダチ版復刻浮世絵の取り扱いがある美術館・博物館

下記でご紹介する美術館・博物館では、常時アダチ版復刻浮世絵をお求めいただけます。(お求めいただけない商品もございますので、ご了承ください。) 「実際に復刻版の浮世絵を見てみたいけれど、目白のショールームまで行くのは難しい...」という方も、ぜひお近くの美術館・博物館でご覧いただければ幸いです。

太田記念美術館 (東京・原宿)
葛飾応為「吉原格子先之図」
―肉筆画の魅力
11月1日(水)~11月26日(日)
すみだ北斎美術館 (東京・両国)
北斎のまく笑いの種
9月20日(水)〜11月26日(日)
静岡市東海道広重美術館 (静岡・清水)
江戸LIFE
11月14日(火)~1月21日(日)
 
東京国立博物館 (東京・上野)
浮世絵と衣装
―江戸
通年展示
中山道広重美術館 (岐阜・恵那)
広重翁
―晩年の画業と「写真(しょううつし)」
10月5日(木)~12月10日(日)
信州小布施 北斎館 (長野・小布施)
浮世絵いろは
11月18日(土)~1月14日(日)

◆ その他、オススメの浮世絵展覧会

サントリー美術館 (東京・六本木)
激動の時代
幕末明治の絵師たち
10月11日(水)~12月3日(日)
町田市立国際版画美術館 (東京・町田)
楊洲周延
明治を描き尽くした浮世絵師
10月7日(土)〜12月10日(日)
城西国際大学水田美術館 (千葉・東金)
脳トレ・謎解き!
浮世絵展
11月21日(火)~12月16日(土)
 
川崎浮世絵ギャラリー (神奈川・川崎)
歌川広重「東海道五拾三次之内」
11月18日(土)~12月21日(木)
栃木県立美術館 (栃木・宇都宮)
文晁と北斎
10月21日(土)~12月24日(日)
やきものの里かわら美術館 (愛知・高浜)
浮世絵師・歌川一門の判じ物
11月11日(土)〜2月4日(日)


>>その他全国の浮世絵が見られる美術館・博物館情報はこちら(※「北斎今昔」内リンク)

品質へのこだわり

品質へのこだわり

アダチの浮世絵は、手にして初めて分かる、熟練の技術と日本の伝統が詰まっています。

製作工程

制作工程

一切機械を使うことなく一枚一枚職人の手仕事により丁寧に作られている木版画です。

厳選素材・道具

厳選素材・道具

江戸当時の風情を感じられる当時の浮世絵の再現にこだわり、厳選した素材と道具を使用。

職人紹介

職人紹介

最高の作品を創り出すために、日々技術の研鑽を積む熟練の職人たち。

浮世絵の基礎知識

浮世絵の基礎知識

意外と知らない?浮世絵の世界。浮世絵の基礎知識をご紹介。