今日は、アダチ版画研究所が母体となって活動をしているアダチ伝統木版画技術保存財団と共催している定期実演会が目白ショールームで開かれました。

お天気もよく、30名ほどのお客様にお越しいただき、中には海外のお客様も数名おられ、初めて見る浮世絵の制作工程をじっくりご覧いただきました。実演した作品は、広重「八重桜に小鳥」というまさに今の季節にぴったりな作品を選んでみました。

広重らしく、季節感たっぷりの柔らかい作品で、特に八重桜のふっくらした花びらが特徴的です。完成した作品の特に花びらの部分は和紙の肌そのままをいかし ていることもあって、参加者の皆さんに回して手に触れていただくと「お~」歓声も上がりまさに五感で感じていただいたようです。

海外の方は、通訳の方がおられましたが、言葉を超えたところでお楽しみいただいたようでした。小さなお子さんも1時間ちょっとの実演中静かにして、完成した作品に興味を持っていただきました!

次回は6月8日になります。詳細は >>




そして、広重「八重桜に小鳥」の展示もしている「桜祭り」もいよいよ明日まで。
是非皆さまお出かけください。スタッフ一同お待ちしております。

品質へのこだわり

品質へのこだわり

アダチの浮世絵は、手にして初めて分かる、熟練の技術と日本の伝統が詰まっています。

製作工程

制作工程

一切機械を使うことなく一枚一枚職人の手仕事により丁寧に作られている木版画です。

厳選素材・道具

厳選素材・道具

江戸当時の風情を感じられる当時の浮世絵の再現にこだわり、厳選した素材と道具を使用。

職人紹介

職人紹介

最高の作品を創り出すために、日々技術の研鑽を積む熟練の職人たち。

浮世絵の基礎知識

浮世絵の基礎知識

意外と知らない?浮世絵の世界。浮世絵の基礎知識をご紹介。