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2014.05.26
アダチ版画をご利用いただいているお客様からのお問い合わせに、「浮世絵を保管するにはどうしたらいいですか?」「収納方法を教えてください」といった浮世絵の保管や収納に関するものが多くあります。 ◆ お気に入りの一枚を大切に保管する雄大な富士山が描かれた「凱風快晴」、大迫力の波しぶきが迫りくる「神奈川沖浪裏」など、お好きな浮世絵をお持ちの方も多いかと思います。
そんなお気に入りの一枚に、シミや日焼け・カビが生えてしまったら大変です。
◆ 最適な保管場所とは?一般的に年間を通して温度や湿度が一定の場所に保管し、特にカビを防ぐためには湿度の管理が重要といわれています。しかし、一般のご家庭で温度や湿度が一定に保つことは、なかなか難しいかと思います。
◆ 整理整頓!浮世絵の収納術 ~差し替え編~アダチ版画をご利用の方の中には、アダチ特製浮世絵専用額を1点と浮世絵を複数枚お持ちという方も少なくはないかと思います。たくさんの浮世絵を所有していると、その収納にお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お気に入りの浮世絵を大切に保管・収納する方法をご紹介した今回のコラム。ぜひ参考にしていただき、浮世絵を楽しんでいただけたら幸いです。 |
2014.05.22
![]() 突然の激しい夕立に慌てる人々が急ぎ足で橋を渡っていく。 第三弾となるアダチセレクト「話題の一枚。」は、風景画の大家・歌川広重の最も有名な代表作「大はしあたけの夕立」。その見所と共に、本図が海外の美術へ与えた影響や制作に秘められた技まで3回にわたって詳しくご紹介いたします。 工夫とこだわりが詰まった、歌川広重の集大成!本図「大はしあたけの夕立」は、江戸近郊の様々な風景を描いたシリーズ「名所江戸百景」の中の一図。隅田川の下流、幕府の御用船安宅丸の船蔵があった辺りに掛かっていた大橋を見下ろすような構図で捉え、唐突に降り出す夏の夕立の激しさを詩情たっぷりに描いた臨場感あふれる傑作です。この作品を描くにあたり広重は様々な表現の工夫を凝らしました。 Pick up!「名所江戸百景」 ◎風景画の常識を破る縦長の構図西洋でもそうですが、ほとんど風景画は横長の画面に広く描くのが定番といえるのではないでしょうか。広重自身も、30代で描いた代表作「東海道五十三次」は横長の画面で描いています。
◎躍動感を与える斜めの画面構成本図を見ると画面を斜めに横切る橋が手前に描かれ、雨に霞む遠景の対岸は橋と逆の角度でやはり少し斜めに描かれています。このジグザグとした傾きが画面に動きを与え、雨や橋の上を行き交う人々の勢いを強調しています。
◎世界で賞賛される"広重ブルー"
様々な工夫や拘りを込めて描かれた広重の作品は当時の江戸庶民を楽しませただけでなく、海を越えた印象派の画家たちに大きな衝撃を与えました。中でもゴッホはこの「大はしあたけの夕立」や同シリーズの「亀戸梅屋舗」を熱心に模写し、その作風にも多大な影響を受けたと言われています。 次回はその秘密を深く掘り下げていきたいと思います! |
2014.05.22
16日から山口県立美術館で「大浮世絵展」が始まりました!それに際して設営のために山口へ行ってきました。
タイトル通り浮世絵の名品を日本国内および世界中から集めた本展覧会。誰もが見たことのある有名な作品が多く展示され、展示を通して浮世絵の歴史を知ることができます。
浮世絵がお好きな方はもちろん、あまり詳しくはないけど興味はあるという方のきっかけにもおすすめの展示内容となっています。
状態の良い作品が揃っているだけでなく時代ごとに展示が進み、まさに「浮世絵の教科書」という言葉がぴったりの展覧会だと感じました。
展示替えも頻繁にありますので、ぜひ何度も足を運んで見比べてみてください。同じ作品でも新しい発見があるかもしれません。
会場の出入り口には、会期中アダチ版画研究所が出店しています!
会場へ入る前にもご覧いただけるようになっているので、ぜひ摺りたての色と比べて見ていただけると、当時の人たちが楽しんでいた浮世絵の鮮やかさを想像していただけるのではと思います。
「大浮世絵展」全3会場のうち、最後の会場となる本展覧会。ぜひお見逃しのないよう、お休みの日には足を運ばれてはいかがでしょうか。
大浮世絵展
場所:山口県立美術館
会期:5月16日~7月13日(月曜日休館)
時間:9:00‐18:00
詳細は展覧会サイトにてご確認ください
http://ukiyoe-yma.com/
2014.05.19
清々しい五月晴れが快い本日、少しばかり季節を先取りし「梅雨を楽しむ浮世絵」をテーマに、目白ショールームの展示替えを行いました。
広重の傑作“雨の中津川”や梅雨時の花や蛍、蒸し暑さも忘れる爽やかな美人画など、この季節に似合うしっとりした風情のある浮世絵を集めてみました。江戸のゆったりした時間や豊かな感性に想いを馳せ、雨の描かれた浮世絵を楽しんでみませんか。
ぜひ、目白ショールームにお越しください。
https://www.adachi-hanga.com/ukiyo-e/showroom/
2014.05.03
2014.05.01
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