近年、日本各地の美術館や博物館でたくさんの浮世絵の展覧会が開催されています。最近では、葛飾北斎の娘で絵師としても活躍した、お栄(葛飾応為)を主人公にした長編アニメーション映画「百日紅~Miss HOKUSAI~」が公開されるなど、まさに浮世絵ブーム到来と言っても過言ではありませんね!
初めて浮世絵の魅力に触れ、「浮世絵を買ってみたい」「自宅に浮世絵を飾りたい」と思っていらっしゃる方も多いかと思います。
しかし、初めて買うとなると「どう飾っていいのかわからない」「どの作品を選べば良いかわからない」「浮世絵の保管の方法が知りたい」という方も多いはず。そんなお客さまのお悩みや疑問にお答えし、浮世絵を自宅に飾って楽しむための情報お届けします。
飾る・選ぶ・保管するの3つのテーマでお送りするコラム「浮世絵を楽しむ」。 初回となる今回は、飾る編 vol.1としてアダチ特製の浮世絵専用額についてご紹介します。
アダチ版画が特別にオーダーした浮世絵のための専用額
皆さんもよくご存知の「凱風快晴」や「神奈川沖浪裏」など、ほとんどの浮世絵版画の大きさは、大錦(おおにしき)と呼ばれるサイズです。
その寸法は、現代絵画と縦と横の比率が全く異なっています。 そのため、お店で市販されているような既製品の額縁では、どうしても余白が不自然になってしまいます。
アダチ版画では、より作品が美しく見えることを考えて、特別にオーダーしたのが、この「アダチ特製浮世絵専用額」です。 |
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また、この浮世絵専用額は縦でも、横でもどちらでも飾っていただけるように対応しています。
額縁の裏面には、天地左右に紐を通す金具が取り付けてありますので、紐を通し替え結び直すだけで、縦横どちらの向きでもお使いいただけます。 |
お客様のお悩みにお答えします!【浮世絵Q&A】
アダチスタッフからのワンポイントアドバイス
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直射日光・高温多湿な場所を避けて飾る |
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木版画に限らず、絵にとって直射日光は対敵です。浮世絵専用額は、UVカット仕様のアクリル板を使用していますが、いつまでも摺りたての色鮮やかな浮世絵をお楽しみいただくためには、直射日光の当たらない場所に飾ってください。
また、カビやシミの原因となりやすい高温多湿なエアコンの風が直接当たる場所を避けて飾ることをオススメします。 |
「アダチ特製浮世絵専用額」の詳細はこちら >> |
次回は、実際に浮世絵を飾って楽しんでいらっしゃるお客様のご様子を紹介しながら、浮世絵の飾り方や飾る際のポイントについてご紹介します。どうぞ、お楽しみに。 |