飾る・選ぶ・保管するの3つのテーマでお送りしているコラム「浮世絵を楽しむ」。 「どう飾っていいのかわからない」「どの作品を選べば良いかわからない」「浮世絵の保管の方法が知りたい」、そんなお客さまのお悩みや疑問にお答えし、浮世絵を自宅に飾って楽しむための情報お届けします。
第1回目の前回は、アダチ版画こだわりの浮世絵専用額についてご紹介しました。 詳細はこちら >>
今回は、飾る編vol.2として飾る場所にあったオススメの作品や、手軽に飾る方法についてご紹介します!
飾る場所を探す
■玄関
大切な家族やお客さまを温かく迎え入れるご自宅の“顔”とも言える場所です。そんな玄関にオススメなのが、葛飾北斎が描いた「踊行列図」。
七人の人物が楽しげに踊り練り歩く姿は、七福神(福禄寿・大黒天・恵比寿・毘沙門天・布袋・弁財天・吉祥天)に見立てることができ、大変縁起の良い作品です。
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■リビングルーム
家族が集う、憩いのスペース。日常を過ごすことの多い場所には、気分を穏やかにしてくれる作品や、みんなが好きな作品を飾ってみてはいかがでしょうか。
飾っている作品/広重「亀戸梅屋舗」 |
■廊下
家の中にある、ちょっとしたスペースに作品を飾ってみてはいかがでしょうか。
毎日頻繁に行き来する廊下には、季節の花を飾るように、草花や風物詩などを描いた花鳥画がオススメです。
浮世絵に絵が描かれた花は、枯れることがないのでお手入れも簡単です!
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お客様のお悩みにお答えします!【浮世絵Q&A】
アダチスタッフからのワンポイントアドバイス
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2つの作品を1つの額で楽しむ! |
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夏本番を迎えるこれからの季節にピッタリな作品が、金魚やカエルなど水辺に住む生き物たちの愛嬌たっぷりな姿をユーモアに描いた歌川国芳の「金魚づくし」です。
金魚づくしは、通常の大判サイズの浮世絵の半分ほどの大きさで、コンパクトな作品。スペースが少ないお部屋でも手軽に飾っていただけます。 |
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そんな金魚づくしの飾り方でアダチスタッフがオススメするのが、1つの額にお好きな絵柄を2枚を選んで飾る方法です。 |
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このシリーズは、どの作品も同じ色づかいなので、9図の中から自由に絵柄を選んでいただけます。季節や気分によって、絵柄を入れ替えてみるのもいいですね! |
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「アダチ特製浮世絵専用額」の詳細はこちら >> |
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次回のコラム「浮世絵を楽しむ」では、アダチスタッフのオススメ作品をご紹介しながら、浮世絵の選び方についてお届けします。 どうぞ、お楽しみに。 |