秋の草花や紅葉が色づくこの時期、お部屋にも秋らしい彩りを取り入れてみませんか。
今回は、アダチ版画がオススメする秋の情景を描いた浮世絵の傑作と共に、作品をより美しく魅力的に飾って頂ける方法をご紹介します。情緒あふれる季節の浮世絵で、日本の美しい四季をお楽しみください。
秋の情景を飾る――短冊専用額
秋の季節を描いた傑作の中には、歌川広重の「葉ごしの月」や「菊に雉子」など、細長い画面に描かれた花鳥画がみられます。情景の一部を切り取ったような構図が、秋特有の侘しさ漂う雰囲気を引き立てています。
飾これらの細身の作品を飾るのにオススメなのが「アダチ特製専用額(短冊)」です。
大短冊や中短冊と呼ばれる作品に合わせた縦横の寸法で、作品を最も綺麗に飾って頂けます。 |
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【スタッフのイチオシ作品】 左 「葉ごしの月」/右 「菊に雉子」 |
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<細身のサイズにぴったりの額縁が作品を引き立てます> |
※ご注文の際は、「アダチ特製専用額(短冊)」とご希望の作品(絵のみ)をカートに入れてください。 額装した状態でお届けいたします。
摺りの美しさを堪能する――軸装
浮世絵の魅力といえば何といってもその色の鮮やかさ。 木版画ならではの透明感のある発色は、日本の四季の美しい色彩を余すところなく表現しています。 |
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その色合いを最大限に楽しみたいという方にオススメなのが軸装です。
軸装は、額装のように作品がアクリル板に遮られることがないため、和紙に摺り上げる木版特有の深みある発色や質感まで間近に感じて頂けます。 |
【スタッフのイチオシ作品】 広重「月に雁」 |
<軸装は木版画特有の発色や和紙の質感まで間近に楽しんで頂けます> |
お客さまの疑問にお答えします!【浮世絵Q&A】
アダチスタッフからのワンポイントアドバイス
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軸装の醍醐味――「空摺」 |
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浮世絵本来の色鮮やかさを楽しめる軸装は、色だけでなく、温かみのある和紙の風合いや、版木に絵具を付けずに摺り、和紙に立体的な凹凸を付ける伝統の技法「空摺」の立体的な質感なども、よりはっきりと感じていただけます。
掛軸を飾ったら、ぜひじっくり作品をご覧になってみてください! |
広重「菖蒲に白鷺」 |
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<空摺で表現された白鷺のふんわりとした羽毛の質感も感じていただけます> |
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飾り方にこだわると、絵を飾るのもそれを眺めるのも、より一層楽しくなります。
ぜひ、参考にしてみてください! |