アダチ復刻事業の礎 謎の絵師・東洲斎写楽の全貌に触れる


現在開催中の企画展「アダチ復刻事業の礎 謎の絵師・東洲斎写楽の全貌に触れる」では、写楽の作品だけでなくアダチ版画の復刻事業についてご紹介いたしております。

今回、彫師歴50年を超える親方の新實がこれまで培った経験をもとに、写楽について語ってもらいました。
本コラムでは、彫師から見た写楽の魅力をご紹介いたします。

■企画展関連コラム「彫師からみた写楽の魅力とは?」

新實は、大学生の時、展覧会で目にした写楽の作品に感銘を受け、彫師を志しました。当時は彫師と摺師がいることすら知らなかったものの、「こういうものを彫ってみたい」という強い思いを抱き、1965(昭和40)年、彫師の名人と言われた大倉半兵衛氏の門を叩きました。大倉氏が亡くなるまでの8年間、「半兵衛最後の弟子」として彫師の修行をした後、1973(昭和48)年にアダチ版画研究所へ入りました。
これまで、浮世絵の復刻版はもとより、日本画の巨匠の作品をはじめとする現代の木版画作品などたくさんの作品を手がけました。現在、その力量は第一人者として広く認められています。



Q.彫師としての視点から、絵師としての写楽を見るとどうですか?

新實:実際に写楽を彫ってみると、一本たりとも余分な線がないことに改めて気づかされるね。一般的にもよく言われることだけれど、写楽の作品は、最小限の線や色数で最大限の効果を生むように描かれているから、当然、線は少ない。
写楽ならではの独特な表情や、手の躍動感を出すための線を彫るのは特に難しいね。
あと、彫師になってからは、「写楽は役者に嫌がられるほど個性を誇張しすぎている」という世間の認識とはちょっと違う感じ方をするようになったかな。

彫師・新實


浮世絵師について書いた『浮世絵類考』には、写楽について「あまりに真を描かんとて あらぬさまにかきなせしかば 長く世に行われず 一両年にして止ム」と記されています。
このように「写楽は役者を美化せずに、大げさなまでに個性を強調して描いている」というのが世間一般的な写楽の評価ですが、新實の言う、世間の認識とは違う感じ方はどの様なものなのでしょうか。


■新實の思い出の一枚から見る「写楽の役者絵」

新實:確かに女形ならば、リアルに描くことで嫌がられるということはあったかもしれないけれど、男に関しては、写楽は他の絵師よりも数段魅力的に描いていると思う。
例えば、市川高麗蔵なんかを見てみると、写楽の高麗蔵はずいぶんと愛嬌がある。

大学生の時に、たまたま展覧会で見た写楽の「三代目市川高麗蔵の志賀大七」にとっても感銘を受けて、彫師を志すことになった。
そういう意味で、今でも思い出深い作品だね。
そもそも「志賀大七」は悪役だから、普通この役の高麗蔵を描いた作品は、とても目つきの悪い、いかにも悪役らしい姿で描かれている。
それに対して写楽は、役者の本来の魅力を描き出しているように思う。その時演じている役柄にとどまらずに、役者自身の人間的な魅力までとらえているように感じるね。

新實の思い出の一枚
三代目市川高麗蔵の志賀大七

東洲斎写楽
「三代目市川高麗蔵の志賀大七」




勝川春英 三代目市川高麗蔵 志賀大七

勝川春英
「三代目市川高麗蔵 志賀大七」



ここで、写楽と同時期の絵師・勝川春英が描いた「三代目市川高麗蔵 志賀大七」の作品を見てみましょう。
2枚の役者絵を見るに、三代目市川高麗蔵は面長な顔に高いかぎ鼻、しゃくれた顎を持つ人物だったようです。
これらの特徴を、春英はやや控えめに、一方の写楽は、顔はより長く、鉤鼻は鋭く曲げて、顎もしっかりと前に出して描き、役者の特徴をより克明に表現しているように見えます。
役者を美化し、「志賀大七」として描いた側面の強い春英の作品に対し、写楽の作品はまるで高麗蔵の似顔絵のよう。目元に注目すると、すこし丸みを帯びた目の形がなんだか愛らしく見えてきませんか?新實の言う『役者自身の人間的な魅力』も、そのあたりにあるのかもしれませんね。


今回、彫師新實から話を聞くことで、リアリティをもって役者を内面まで描き出した写楽の姿が見えてきました。大げさなまでに個性的な大首絵も役者自身の魅力を表現したものと考えると、また違った面白みが出てきますね!


現在、アダチ版画 目白ショールームでは、企画展「アダチ復刻事業の礎 謎の絵師・東洲斎写楽の全貌に触れる」を開催しております。
今回ご紹介した「二代目市川高麗蔵の志賀大七」をはじめとする写楽の黒雲母の大首絵全28図を中心に写楽の傑作のほか、アダチ版画が昭和初頭の創業以来続けてきた復刻事業の歴史をご紹介する貴重な資料も展示中です。6月30日(日)までの開催となります。是非、お出かけください。



■開催概要

企画展「アダチ復刻事業の礎 謎の絵師・東洲斎写楽の全貌に触れる」
会 期
 2019年6月15日(土)~6月30日(日)
休 館
 月曜日
会 場
 アダチ版画研究所 目白ショールーム
 詳細はこちら >>



アダチ復刻事業の礎 謎の絵師・東洲斎写楽の全貌に触れる


現在開催中の企画展「アダチ復刻事業の礎 謎の絵師・東洲斎写楽の全貌に触れる」では、写楽の作品だけでなくアダチ版画の復刻事業の歴史もご紹介いたしております。今回コラムでその一部をご紹介いたします。

■企画展関連コラム「復刻版とは?そして、アダチ復刻への想いは?」

アダチ版画研究所では、昭和初期の創業以来、これまでに約1,200種類の浮世絵復刻版を制作してまいりました。その中でも、創業者の安達豊久が特に情熱をもって取り組んだのが「東洲斎写楽」の全図完全復刻です。
現在開催中の企画展に合わせ今回は、意外に知られていないそもそも「復刻版とは?」といった素朴な質問に答えるとともに、写楽の全復刻を成し遂げた創業者の復刻への想いもご紹介いたします。



 


Q.そもそも「復刻版」とは?

A.
江戸時代に出版された浮世絵(オリジナル)は、明治以降、海外において日本の美術工芸品の一つとして高い評価を得るようになります。
コレクターも出現し、海外での需要が高まると、ヨーロッパを中心に良質な浮世絵が大量に輸出されました。

しかし、オリジナルの浮世絵には数に限りがあります。そこで、オリジナルと同じ木版技術で制作出版されるようになったのが浮世絵の復刻版です。

多くの版元から復刻版が出版されましたが、その制作方針は、摺られた当時の色を色鮮やかに再現しようとするもの、今残っているオリジナルのように古めかしい色にしようとするものなど様々です。お客様の嗜好に左右され、時代によっても異なります。

現在のアダチ版復刻浮世絵は、和紙に水性の絵具で摺ることにより生まれる木版独特の発色、摺られた当時の色を楽しんでいただきたいとの想いで制作しています。






↑写楽研究の原点
クルト「SHARAKU」
初版本(1910)

↑オリジナルを参考にした
専門家による復刻の資料

Q.アダチ版画研究所の創業はいつ?

A.
創業者の安達豊久(1902-1983)は、中学を卒業してすぐ雑誌社に勤務し、復刻版の浮世絵を出版する仕事に就いた後、1928年頃に独立してアダチ版画研究所を興しました。

若い時から浮世絵に触れる中で、浮世絵の魅力を正しい形で世に知らしめたいという想いで、復刻事業を始めました。
良い作品をつくるために、当時一流の技術を持った彫師と摺師を集め、一つ屋根の下で仕事をする工房形式を確立しました。

アダチ版画研究所は今なおこのスタイルを続け、高品質の木版画の制作に努めています。


企画展では、当時資料が少ない中どのように復刻版をつくっていたかをご紹介する資料の展示もしております。是非、目白ショールームまでお出かけください。



↑創業者 安達豊久(左)


↑アダチ版画
昭和の工房(摺)風景


■開催概要

企画展「アダチ復刻事業の礎 謎の絵師・東洲斎写楽の全貌に触れる」
会 期
 2019年6月15日(土)~6月30日(日)
休 館
 6月24日(月)
会 場
 アダチ版画研究所 目白ショールーム
 詳細はこちら >>



■関連情報

関 連 番 組
NHK Eテレ日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ 東洲斎写楽」
放 映 日 時
  6月23(日) 午後8時~(再放送)
これまでの写楽は誰か?という視点ではなく「写楽の表現」について、様々な分野の専門家が話をしながら写楽の魅力を見つけていく番組です。アダチ版画研究所が写楽作品全図の復刻をしていることから、今回第一期の黒雲母作品28点を会場に並べていただき、絵柄というだけでなくプロダクトとしての魅力もお伝えいただいております。是非皆さまご覧ください。



金魚づくし


■コミカルな金魚たちの世界 歌川国芳「金魚づくし」とは?

近年、国内外で展覧会が数多く開催され人気急上昇中の浮世絵師・歌川国芳。その国芳が手掛けた浮世絵シリーズ「金魚づくし」は、金魚に加えてカエルやカメなどの水中の生き物たちを擬人化し、ユーモアたっぷりに描かれています。

笑い、走り、歌い、踊る金魚たちの姿は、見る人を思わず「カワイイ」と微笑ませてしまうほど生き生きとしてコミカル。江戸時代後期には、金魚は庶民の間でもペットとして飼育されるようになりました。そんな自分のペットの様子を描いた浮世絵に、江戸っ子たちは夢中になったことでしょう。

近年、日本のポップカルチャーを形容する単語として世界に定着しつつある"Kawaii"の歴史は、こうして江戸時代の浮世絵、国芳の「金魚づくし」の中に既に見ることができます。




百ものがたり


怪談話で化け猫が出たぞ!

さらいとんび


あ!トンビに油揚げを
さらわれた!

玉や玉や


しゃぼん玉売りが来たよ!




酒のざしき


金魚たちの大宴会!

まとい


さぁ、火事だ火事だ

にはかあめんぼう


にわか雨?あめんぼう!!




そさのおのみこと


ヤマタノオロチならぬ、
ウナギ退治!

いかだのり


ひれをまくって男らしく

ぼんぼん


団扇を持って、
ぼんぼん唄で練り歩こう



今回は、このユーモア溢れる笑って楽しい「金魚づくし」をもっと夏らしく楽しめる、新しい飾り方をご紹介します!



■スタイリッシュな「金魚づくし」の新提案

●人気の「金魚づくし」シリーズを
すっきりと涼やかに飾っていただけるアクリル額が新登場!



浮世絵の両側を透明のアクリル板で挟んで飾る額で、見た目もとても爽やかです。

実はこちらのアクリル額、1つの額で2通りの飾り方がお楽しみいただけるんです!

金魚づくし アクリル額


〇自由自在に飾り方を変更〇

飾り方の変更方法はとっても簡単!
付属の金具を付け替えることによって、壁掛け式からスタンド式の額に早変わりする仕組みです。

額の上部の脚を外し下の脚に連結することで、スタンドタイプへ変更できます。



■涼やかに飾って楽しむ!

「金魚づくし」は通常の浮世絵の半分ほどの大きさで、額の大きさも縦が約38cm、横幅が約29cmとコンパクトサイズ。壁にかけるにも立てて飾るにも、玄関やリビングなどのちょっとしたスペースに飾ることができるのがその大きな魅力です。シンプルなアクリル額は、場所を選ばず飾っていただけるので、初めて浮世絵を飾るという方にもオススメです。

金魚づくし アクリル額

◎壁にかけて楽しむ

浮世絵の裏に隠れるように取り付けられたフックで、壁にかけて飾ることができます。付属の金具によって、額を壁から平行に浮かせて飾れるように作られており、伝統的な浮世絵も、奥行きを持たせてモダンな雰囲気で飾ることができます。




◎スタンド式で立てて楽しむ

こちらは壁に穴を開けられない方や、掛ける場所がない方に特におすすめの飾り方です。縁取りのないアクリル額は空間を邪魔せず、どんな調度品ともマッチします。

金魚づくし アクリル額



爽やかなアクリル額で「金魚づくし」シリーズを飾ることで、まるで金魚鉢を置いたように涼しげな空間をお楽しみいただけます!




■セット購入でお得!アクリル額1点&Tシャツ プレゼント

笑って楽しい「金魚づくし」は、各図8,000円(税別)とお手頃価格。
もちろんシリーズで揃えるほどに、面白さも倍増するので、ぜひ9図揃えてお楽しみください。
9図セットなら65,000円(税別)と7,000円分お買い得です。


さらにセット購入特典として、アクリル額1点&特製Tシャツ をプレゼントいたします。この機会に、ぜひお求めください。

※特製Tシャツのサイズについて、S・M・L・XLの中からご希望のサイズを注文画面の備考欄にご明記ください。


広重が描いた 日本の雨 いろいろ


6月に入り、いよいよ梅雨がやってこようとしていますね。

春、静かに降る雨を「春雨」、明るい空にふるにわか雨を「白雨」、夏の午後に降る激しいにわか雨を「夕立」と、雨を表現する言葉が様々にあるように、雨は私たちにいろいろな表情を見せてくれます。

憂鬱な気分になりがちな雨の季節、叙情豊かな雨の表情を巧みに描き上げた広重の浮世絵で楽しんでみてはいかがでしょうか。



広重・雨の浮世絵の定番!「大はしあたけの夕立」


ゴッホが模写したことでも知られる「大はしあたけの夕立」は、広重晩年の大作「名所江戸百景」の一図。


橋を大胆に上から見下ろした竪長の画面が、雨脚の激しさに加速度感を与え、対岸の安宅の御船蔵や家々がシルエットのように霞んでいる様子からも、雨の層の厚さが想像されます。

ぼんやりとかすんだ対岸と大橋とが、画面中央の隅田川の広い水面を三角形に切り取り、画面に動きを与えるとともに、雨の隅田川の水の量感を見事に示しています。

すべてにおいて無駄のない画面構成と、真に迫る夕立の描写が魅力的な定番の一枚です。

歌川広重 大はしあたけの夕立
広重「大はしあたけの夕立
絵のみ 13000円(税別)


オンラインストア初登場!夕暮れ時の雨を描いた団扇絵「安倍川」

駿府城の城下町として発展した静岡県・府中の宿のあたりの雨の風景を描いた「安倍川」は、「東海道河づくし」の一図。

茜色の薄いぼかしで夕暮れ時の雰囲気が演出され、遠景には安部川を渡る人々の様子も細かに描かれています。
雨が降りつける中、画面手前の旅の一行は足早に川渡へ向かいます。

街道の両脇に青々と繁茂する草から想像するに、梅雨時の風景でしょうか。爽やかに雨を描いた団扇絵は、じめじめとした梅雨の空気をも吹き飛ばしてくれそうです。


歌川広重 安倍川
広重「安倍川
通常価格  20,000円(税別)

限定特価 絵のみ 13,000円(税別)


荒れた天候も見事に表現!「美作 山伏谷」

歌川広重 美作 山伏谷
広重「美作 山伏谷
通常価格  20,000円(税別)

限定特価 絵のみ 13,000円(税別)

岡山県北東部の美作国の渓谷を描いた「美作 山伏谷」は、「六十余州名所図会」の一図。


画面右手の切り立つ奇岩は、山伏の修業の場であったという険しい渓谷を描いたものと思われますが、その姿は激しい雨風に半ば隠れています。

画面上部にはぼかしで表現された黒い雲が立ち込め、画面全体を横切る大胆な風の表現からは視界をふさぐような激しい勢いが感じられます。

旅人たちも笠を飛ばされたり激しい向かい風に立ち往生したりと、臨場感あふれる作品です。




広重「白雨」くらべ

江戸時代、日本橋は各地への街道の起点となった場所で、魚河岸もあり、活気にあふれていました。
そのため、名所絵に描かれることは多く、特に名所絵を得意とした広重は、傑作をたくさん残しています。

そのうちの一図といえるのが本図、東都名所「日本橋白雨」です。


東海道五拾三次の「庄野白雨」と並べてみると、庄野の坂を橋に換えて描いているようにも見え、構図は大変似ているようです。
そして、傘には版元名をいれるあたりも広重らしさを垣間見ることができます。

歌川広重 日本橋白雨
広重「日本橋白雨
絵のみ 13000円(税別)


「庄野白雨」は、線というよりは、面として束で描かれることによって、激しく、そして、向かい風に拮抗していく緊張感があります。

一方、「日本橋白雨」の雨は、線で描かれ間隔もあるため、にわか雨でも柔らかい空気が画面に広がって見えます。そして中央に描かれた雨にかすんだ富士山が何とも安定感ある作品にしています。



歌川広重 庄野 白雨

広重「庄野 白雨
絵のみ 13000円(税別)


夜の激しい雨を描いた「江戸近郊八景 吾嬬杜夜雨」



こちらは、広重の傑作に数えられるシリーズ「江戸近郊八景」の一図。もとは狂歌仲間への配り物として描かれた特注品です。
本図は現在の墨田区立花にある吾嬬神社辺りの、夜の雨の風景を描いたもの。
斜めに描かれた無数の線が、打ちつける雨の強さを物語っています。田んぼ道には幟がはためき、土手の上にはすれ違う蓑と傘の人々の姿が見えます。
強い雨風が手に取るように感じられ、広重の表現力が良く表れている一図です。

歌川広重 吾嬬杜夜雨
広重「吾嬬杜夜雨
通常価格  20,000円(税別)

限定特価 13,000円(税別)


まっすぐに伸びる雨の線が印象的な「江戸名所 浅草金龍山遠望」



小林清親 東京新大橋雨中図
小林清親「浅草金龍山遠望
通常価格  20,000円(税別)
       ↓
限定特価 13,000円(税別)



こちらは船上から浅草の金龍山を望む情景を描いた一枚。
画面の中ほどに描いた遠景の金龍山を境に、上部に空、下部には近景の舟を配し、縦長の構図の中で巧みに空間の広さを表現しています。
画面の上から下までまっすぐに伸びる雨の線が、この構図をより印象深いものにしています。


「広重が描いた 日本の雨 いろいろ」はこちら >>



明治の広重・清親の雨「東京新大橋雨中図」

こちらは明治の広重と呼ばれた小林清親の代表作「東京名所図」の中の一図。

「光線画」と呼ばれる西洋画の影響を受けた光と影の描き方が脚光を浴びました。

雨雲のかかる空の明暗や、水の映り込み、雨線を描かず雨を表現する描写など、それまでの浮世絵にはない表現が見られ、江戸から明治へ移り変わる時代の大きな変化が伺えるようです。

画面の端に小さく描かれた女性の後ろ姿が印象深く、物語を感じさせる作品です。


小林清親 東京新大橋雨中図
小林清親「東京新大橋雨中図
通常価格  20,000円(税別)

限定特価 絵のみ 13,000円(税別)

現在、こちらの作品も、期間限定特別価格にてご提供中!



また、目白ショールームでも、叙情溢れるさまざまな雨の浮世絵を展示中です。
いろいろな表情を持つ日本の雨の情景が描かれた浮世絵で、今年の梅雨を楽しんでみませんか。


あわせてお楽しみいただきたい「雨の浮世絵」はこちら >>
品質へのこだわり

品質へのこだわり

アダチの浮世絵は、手にして初めて分かる、熟練の技術と日本の伝統が詰まっています。

製作工程

制作工程

一切機械を使うことなく一枚一枚職人の手仕事により丁寧に作られている木版画です。

厳選素材・道具

厳選素材・道具

江戸当時の風情を感じられる当時の浮世絵の再現にこだわり、厳選した素材と道具を使用。

職人紹介

職人紹介

最高の作品を創り出すために、日々技術の研鑽を積む熟練の職人たち。

浮世絵の基礎知識

浮世絵の基礎知識

意外と知らない?浮世絵の世界。浮世絵の基礎知識をご紹介。