離れたご家族のお祝いや大切な二人の記念日、何気ない日常への感謝...
さまざまな想いを込めて贈る、浮世絵のプレゼント

「連休中、家族みんなお祝いする予定だった節目や記念日があった。」「このような時だから、何気ない日常の感謝を大切な方に伝えたい。」今年は帰省や旅行など、遠出が難しい状況が続いています。

このようなときだからこそ、離れている大切な方へ、気持ちを伝える贈り物はいかがでしょうか。アダチ版画の浮世絵は、大切な節目のお祝いや、日常の感謝を伝える贈り物としても親しまれています。

今回は、大切な記念日のお祝いや日々の感謝を伝える贈り物として、実際にご購入いただいた作品を、添えられたメッセージカードや、額縁の裏へお入れしたメッセージ・名入れ(奥付)の事例とともにご紹介します。

また、贈り物には職人が一枚一枚手摺をした、アダチ版画オリジナルの特別なメッセージカードをお付けしております。お客様にいただいた文面を、ご希望を伺いながらレイアウトいたします。

メッセージカード

◇ご家族の思い出の一品に

歌川広重 水道橋駿河台
歌川広重「水道橋駿河台
初節句のお祝いに、広重が描いた浮世絵の鯉のぼりを贈られたお客様。額の裏面に貼り付け、記念品としていつまでも残る奥付をご用意いたしました。
葛飾北斎 神奈川沖浪裏
葛飾北斎「神奈川沖浪裏
70歳のお誕生日、古稀のお祝いとして藍色が美しい「神奈川沖浪裏」を贈られたお客様。家族の皆さんそれぞれからのメッセージを載せたカードをお付けしました。
 
歌川広重 牡丹に孔雀
歌川広重「牡丹に孔雀
ご退職のお祝いに広重の花鳥大短冊から一図選んで贈られたお客様。華やかで格調高い一枚に、心を込めたメッセージを添えて。
歌川広重 隅田川水神の森真崎
歌川広重「隅田川水神の森真崎
お母様へのプレゼントに桜の浮世絵を選ばれたお客様。デザイン的な構図に明るい色遣いの本作は、贈り物にもぴったりの人気作品です。


◇お二人の大切な記念日に

葛飾北斎 鷽に垂桜
葛飾北斎「鷽に垂桜
バレンタインの贈り物に北斎の「鷽に垂桜」をセレクトされたお客様。メッセージカードからは、お二人が春を楽しみにされているのが伝わってきます。
歌川広重 神奈川 台之景
歌川広重「神奈川 台之景
お二人の大切な結婚記念日の贈り物に、お住まい近くの風景が描かれた一枚をお選びいただきました。



◇絆を深める贈り物に

葛飾北斎 東海道品川御殿山の不二
葛飾北斎「東海道品川御殿山ノ不二
海外の仲間へ、お勤め先の創業場所の風景画を選ばれたお客様。思い出の場所の桜で、共に過ごした時間に思いを馳せてほしいというメッセージが素敵です。
葛飾北斎 桜花に富士図
葛飾北斎「桜花に富士図
フランスにお住まいのお客様。季節の贈り物として、ご友人に北斎「桜花に富士図」を贈られました。「春のプレゼントに!」のメッセージも粋ですね。


アダチ版画だけの安心ギフト対応

和英併記の作品解説 オリジナルギフトラッピング メッセージカード
和英併記の作品解説 オリジナルギフトラッピング アダチ版画特製 手摺りのカード
奥付 熨斗 国際配送
額縁へのメッセージ・名入れ 熨斗 国際配送も承ります


ギフトサービスのご利用方法

ご紹介しているギフト対応は、無料にてご利用いただけます。
ご注文の際は以下を参考に、ご希望のギフトサービスをご記入ください。ご注文の受付完了後、アダチ版画から改めてご返事いたします。

手順1.「ギフトとして送る」を選択
お届け先選択画面にてお届け先を選択、もしくは入力した後、「ギフトとして送る」にチェックしてからボタンをクリックしてください。

ショッピングカート

※海外配送をご希望の場合は、一度ご自宅など日本国内のご住所をご入力いただき、ご注文の最終確認画面にて配送先をご入力ください。詳しくは下記、《海外配送について》をご確認ください。


手順2.ギフト情報の入力
【熨斗をご希望の場合】

熨斗の表書きとご名義についてご指定下さい。

ショッピングカート

【奥付・メッセージカードをご希望の場合】
ご希望のギフトサービスにチェックを入れてください。

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内容や文章は下のボックス内に入力してください。

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手順3.海外配送の場合

海外へのギフト配送をご希望の場合、お届け先住所入力欄には一度ご自宅など日本国内のご住所をご入力いただいてお進みいただき、ご注文の最終確認のページ下部、「備考欄」に配送先をご入力ください。

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配送先のお宛名・ご住所(国名まで)・お電話番号をご記入ください。

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※海外配送時の関税に関して
国際配送の場合、各国の通関にて関税が発生することがあります。関税は通常、荷受人の方が負担することとなっておりますが、ギフトの場合、荷受人の方に関税が発生しないようにするために、ご注文様にご負担いただくことが可能です。後日、関税が確定次第、ご請求させていただくこととなります。
その場合は配送先の記入と同じく、ご注文の最終確認のページ下部、「備考欄」にご入力をお願いいたします。
関税の額については、各国の通関職員が現物を見ての判断となりますので、弊社にて、関税発生の有無や金額を事前にお伝えすることはできません。あらかじめご了承下さい。

>>海外配送の詳しいご案内はこちら


アダチ版画では贈る方も贈られる方もご満足いただけるサービスを目指しています。
ご不明な点や、このほかにもご希望がございましたら、まずはお気軽にご相談ください!

おうちで浮世絵 楽しみませんか?

WEB上の浮世絵鑑賞は、#おうちで浮世絵

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、皆さん外出を控えておうちで過ごす時間が増えていることと思います。

これまで気軽に足を運んで、浮世絵を楽しむことのできた美術館も臨時休館が相次ぎ直接浮世絵に触れる機会がなくなっています。浮世絵ファンの皆さんも寂しい想いをされているのではないでしょうか?
そんな中、皆さんにお見せできなくなってしまった浮世絵をオンライン上で楽しんでもらおう!という美術館の方々の取り組みの中で生まれたのが、素敵なハッシュタグ

#おうちで浮世絵

です。

#ハッシュタグ とは
キーワードやトピックを分類するためにツイッターやInstagramなどで使用されるもの。
この機能を使い、興味のあるトピックを簡単にフォローすることができます。


最初に使ったのは、東京原宿にある浮世絵専門の美術館・太田記念美術館さんです。

3月からの展示を臨時休館とした直後の2月28日から#おうちで浮世絵というハッシュタグと共に展示概要をTwitterで紹介しています。そして、「新型コロナウイルスの拡大防止を祈念して」投稿された歌川芳虎「家内安全ヲ守十二支之図」が1.2万リツイート!2.4万いいね!というすごい反響をえて、NHK首都圏ニュースでも報道されました。


太田記念美術館 太田記念美術館


その後も、太田記念美術館の他、すみだ北斎美術館、広重美術館、藤沢市藤澤浮世絵館、 神奈川県立歴史博物館など浮世絵を所蔵する館で #おうちで浮世絵 のハッシュタグと共に所蔵作品を惜しみなく、そして、独自のコメントとともに紹介してくださっています。
様々な作品に触れることができるだけでなく、ミニ知識を得られるようなコメントも見どころです。

すみだ北斎美術館 広重美術館 藤澤浮世絵館 神奈川県立美術館

WEB上ですが、美術館で浮世絵を鑑賞しているような感覚が味わえます。今後は、美術館では味わえない手に取ってみているような感覚になれる浮世絵の新しい楽しみ方になっていくかもしれませんね。



#おうちで浮世絵 でアダチの浮世絵も投稿しよう!

そして、最近では、一般の方々にも #おうちで浮世絵 が浸透しているようで、アダチ版画の復刻版をお求めいただいたお客様も楽しんでいる様子をInstagramに #おうちで浮世絵 のタグをつけて投稿してくださっています。

おうちで浮世絵 おうちで浮世r

素敵に #おうちで浮世絵 を楽しんでくださっている様子をSNS上で共有していただけるのは、とても嬉しいですね。


楽しみ方をみんなでシェア! アダチ浮世絵ギャラリー開設

これまでも、今回のようなSNS上だけでなく、お便りやメールなどで、アダチの浮世絵を飾って楽しんでいるお写真を送ってくださるお客様もたくさんいらしたのですが、なかなか皆さんにご紹介させていただけていなかったので、このたびこれを機会に、アダチ浮世絵ギャラリーを開設しました!


少しずつ、これまでいただいたお写真を一覧でご紹介してまいりますので、是非のぞいてみてください。

今、おうち時間が長くなっている皆さんも、ご一緒に、#おうちで浮世絵 を楽しんでまいりましょう!


北斎花鳥画集

 

若草の緑も鮮やかな季節になってまいりましたね。春も深まり、様々な草花が可憐な花を咲かせています。行楽日和のお天気が続きますが、今年は外出や遠出もままならない情勢です。今回は、ご自宅での心和むひと時をお手伝いする、北斎が描いた花鳥画をご紹介いたします。

心を癒す北斎の花鳥画は、ご自身でお楽しみいただくのはもちろん、来月の母の日のプレゼントにも最適です。
また、こういった時期ですので、残念ながらゴールデンウィークの帰省を見送られた方もいらっしゃるでしょう。遠くにお住まいのご家族やご友人など、今、会えない大切な方に贈っていただくのにもおすすめです。

 

葛飾北斎が描いた花鳥画の傑作シリーズ

世界的知名度を誇る「神奈川沖浪裏」をはじめとした「冨嶽三十六景」シリーズを代表に、主に風景画で知られる北斎ですが、花鳥画においても数々の優れた作品を描いています。中でも大判の画面を横長に使った全10図からなるこの花鳥画集は、傑作揃いのシリーズです。

あやめにきりぎりす 百合 牡丹に蝶 桔梗に蜻蛉 菊に虻
あやめにきりぎりす 百合 牡丹に蝶 桔梗に蜻蛉 菊に虻
朝顔に雨蛙 桧扇 紫陽花に燕 芙蓉に雀 罌粟
朝顔に雨蛙 桧扇 紫陽花に燕 芙蓉に雀 罌粟

 


葛飾北斎 菊に虻

この花鳥画シリーズで北斎は、鋭い観察眼と優れた表現の技を自在に用いています。

例えば、シリーズ中の「菊に虻」では、ボリュームのある花びらの一枚一枚や、特徴のある葉の形だけでなく、風に翻った葉の裏表までを繊細な細い線で描き分けており、その造形の細かさと正確さには驚かされます。

<細かく正確な線で描きこまれた花>



森羅万象あらゆるものの真を描き出そうとした北斎の心意気が伺えるこのシリーズは、実際の花を眺めているのと同じように心穏やかなひと時を作り出します。



一瞬の美を描く「静」と「動」の表現

本シリーズで最も特徴的な点は、作品によって「静」と「動」という要素を効果的に用い、自然の中での風・空気・時間までを表現しようと試みているというところです。

  葛飾北斎 凱風快晴 葛飾北斎 神奈川沖浪裏  

「静」の傑作
葛飾北斎 「凱風快晴

「動」の傑作
葛飾北斎 「神奈川沖浪裏


北斎の二大代表作「凱風快晴」と「神奈川沖浪裏」は、前者が「静」後者が「動」を感じさせる作品として良く比較されますが、本シリーズも風が止み静止した瞬間の静かな美しさを描いた「静」の作品と、逆に風に吹かれ動いた一瞬を捉えた「動」の作品の二つに分けてみることが出来ます。

今の季節にぴったりの2作品を例に見てみましょう。


静かにたたずむ 繊細なあやめの花 「あやめにきりぎりす」


春の終わりごろから咲き始めるあやめの花と、その葉の間に隠れたきりぎりすが描かれています。こちらは「静」に分類される一図。




葛飾北斎 あやめにきりぎりす

花びらの微妙な色の変化までが描かれたあやめの花。ぴんとまっすぐに伸びた葉や花の茎が、風のとまった一瞬の静寂を感じさせ、凛とした空気を生み出しています。




葛飾北斎 あやめにきりぎりす

葉の陰でじっと身をひそめるきりぎりすも、少しの風が吹けば今にも飛び出してきそうな印象を与えます。

色鮮やかな藍のぼかしが美しく、心癒されるこの一枚。あやめの花言葉は「よき便り・愛」で、大切な方への想いを伝えるのにもぴったりの作品です。



※白木の額は受注生産となりますので、お届けに2週間程度いただきます。
詳細はこちら >>アダチ特製浮世絵専用額(白木)

風に吹かれて揺れる 華やかな牡丹の花 「牡丹に蝶」

葛飾北斎 牡丹に蝶

葛飾北斎 「牡丹に蝶

蝶が風に吹かれて揺れる牡丹に留まろうとした瞬間を的確に捕らえた一図です。風や蝶の表現からもわかるように、こちらは「動」に分類される一枚ですね。




葛飾北斎 牡丹に蝶

花びらの細かな線までもが繊細に描かれ、風に吹かれ柔らかな花びらがたわむさまが見事に表現されています。




葛飾北斎 牡丹に蝶

風で翻った葉の裏表も正確に描き分けられています。

春の空気の中、牡丹の花の香に誘われやってきた蝶がひらひらと可憐に飛ぶ様には、心が和みます。
柔らかな色合いで表現された華やかな一図で、女性の方に大変人気の作品です。


花を贈るように、花の浮世絵を贈る

絵画のお花なら、切り花のように枯れることもなく、鉢植えよりも気軽に、一年中好きなときに飾って楽しめます。
また、北斎の描いた花鳥画は、大変モダンな線と配色で作られており、現代の洋間のお部屋にもぴったりの作品です。

アダチの復刻版浮世絵版画は、職人の手仕事ならではの温かみのある作品です。機械印刷では出せない鮮やかで深い発色や、手漉きの和紙の風合いをお楽しみいただけます。

今年は離れて過ごさなければならない分、ご家族への日ごろの感謝を込めた贈り物に、記念に残る浮世絵のお花はいかがでしょうか。

葛飾北斎

初節句のお祝いに 「浮世絵の鯉のぼり」


■端午の節句のはじまり


5月5日は端午の節句。男の子の健やかな成長を願う、伝統的なお祭りです。
そんな端午の節句が日本で始まったのは、奈良時代といわれています。体を壊しやすい季節の変わり目に、人々は邪気を払うとされる薬草「菖蒲」を軒先に飾ったり湯に入れたりして無病息災を祈っていたそうです。その後、武士の台頭によって、「菖蒲の節句」は「尚武(武をたっとぶ)の節句」として盛んに祝われるようになっていきます。
江戸の社会風俗を鮮明にうつした浮世絵には、武士と町人それぞれの文化が花開いた、当時の端午の節句の様子が描き出されています。




■武家vs.商人!?「水道橋駿河台」にみる江戸の端午の節句


武士と町人それぞれの「端午の節句」の様子を垣間見ることができるのが、歌川広重「水道橋駿河台」です。
堂々とした鯉のぼりが印象的な本作ですが、実はこの「鯉のぼり」は江戸時代中期ごろから裕福な商人の間で始まった風習だそうです。武家では端午の節句になると武具を飾り幟を立てていたのに対抗し、商人たちが幟の代わりに鯉の吹流しを飾るようになったとか。


歌川広重 水道橋駿河台
歌川広重「水道橋駿河台
歌川広重 水道橋駿河台

たしかに「水道橋駿河台」の絵を見ると、鯉のぼりの向こうに小さく沢山の幟が描かれています。その辺りに当時、武家屋敷が立ち並んでいたことが分かりますね。



一般大衆が楽しんだ「浮世絵」だからこそ、画面奥のささやかな武家の幟とは比べ物にならないほど、鯉のぼりを大きく立派に描いたのでしょう。江戸庶民の気概や心意気が表れた一図かもしれませんね。


■鯉が端午の節句にかざられるのはなぜ?



江戸時代中期から町民の間で広まった「鯉のぼり」。武家への対抗心から生まれたことはご紹介しましたが、なぜ飾りのモチーフとして「鯉」が選ばれたのでしょうか。

それは、中国のとある伝説に由来するそうです。
中国の黄河上流には竜門と呼ばれる急流があり、そこを登り切った魚は竜になることができるといわれていました。「登竜門」の語源にもなった、有名な伝説です。この激流を見事登りきり、竜になったのが「鯉」だったというわけです。この故事から鯉は立身出世の象徴とされ、大変縁起の良いモチーフとして描かれるようになりました。

その人気を裏付けるように、浮世絵にも鯉は多く描かれています。


  葵岡北渓 鯉の滝登り図 歌川豊国 緋鯉  
葵岡北渓 「鯉の滝登り図 歌川豊国 「緋鯉


まさにこの伝説をモチーフに描かれた葵岡北渓の「鯉の滝登り図」や、赤い鯉を描いた歌川豊国「緋鯉」も、健やかな成長を願う端午の節句にふさわしい作品です。


■龍の子が鯉を抱き上げる『吉祥図』 国芳「坂田怪童丸」


歌川国芳 坂田怪童丸

そんな「鯉」を描いた中でも、少しひねりのきいた作品が歌川国芳「坂田怪童丸」です。金太郎と鯉という2つの端午の節句のイメージが1つにまとめられており、戯画を得意とした国芳らしい発想で描かれています。

歌川国芳 「坂田怪童丸



現在も心優しく健やかでたくましい男の子のモチーフとして親しまれている「金太郎」ですが、どうやら江戸当時からその人気は不動のものだったようで、浮世絵にもその姿は多く描かれています。


本図の画中にも、題材となった伝説が記されており、当時江戸の人々の間で金太郎伝説が広く知られていたことがわかりますね。

金太郎こと坂田金時は、足柄山に生まれ、小さいころから怪力で名をはせていました。成長したのちには源頼光に仕え、大江山の酒呑童子を退治したといわれています。

歌川国芳 坂田怪童丸


歌川国芳 坂田怪童丸

文中にもある通り、「赤龍」の子どもだったとされる金太郎が自分より大きな滝をのぼる鯉を抱え上げる本図は、男児の成長を願う人々の想いを絵にしたものとも考えられています。



■武士のあこがれ? 「宮本武蔵の鯨退治」


では、武家の「端午の節句」はどのようなものだったのでしょうか。
男児の立身出世・武運長久を祈る「尚武の節句」の性格を色濃く残した武家の端午の節句は、「水道橋駿河台」にも描かれている飾り幟や旗指物を立て、先祖伝来の鎧や兜を座敷に飾っていたようです。

歌川国芳 宮本武蔵の鯨退治
歌川国芳「宮本武蔵の鯨退治


江戸初期の剣客・宮本武蔵の伝説を題材とした歌川国芳「宮本武蔵の鯨退治」には、たくましい武士の姿が描かれています。


三枚続の画面いっぱいに横たわる大きな鯨を、荒れ狂う波の中、自信に満ち溢れた表情で刺し貫く武蔵。彼の剣術の腕がどれほどのものであったかが、容易に想像できますね。
こういった伝説上の剣豪たちは、当時の武家の子どもたちにとっての憧れだったのかもしれません。

歌川国芳 宮本武蔵の鯨退治

■今も昔も変わらない「健やかな成長を願う心」


江戸時代中期から武家や町人の間で盛んになり、様々な形で祝われてきた端午の節句。
浮世絵には当時の社会風俗だけでなく、江戸時代のころから変わらない「我が子の健やかな成長を祈る心」が映し出されています。


江戸時代から続く伝統の技を高度に受け継いだ職人たちが、一枚一枚丁寧に摺り上げた高品質の「アダチの浮世絵」で、伝統の心とともにご家族の初節句を祝ってみてはいかがでしょうか。

歌川国芳 坂田怪童丸


端午の節句特集ページはこちら >>


2021年4月更新!
アダチ浮世絵ギャラリーでは、アダチ版浮世絵を飾って楽しんでいるところ、贈って喜んでいただいるところ、そして、アダチ版画からの飾り方提案などをアトランダムにご紹介してまいります。
ご自身のSNSでの投稿をお知らせいただいたり、メールでお写真を送っていただければこちらでご紹介いたします。
皆さんからのお写真をお待ちしております!

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品質へのこだわり

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アダチの浮世絵は、手にして初めて分かる、熟練の技術と日本の伝統が詰まっています。

製作工程

制作工程

一切機械を使うことなく一枚一枚職人の手仕事により丁寧に作られている木版画です。

厳選素材・道具

厳選素材・道具

江戸当時の風情を感じられる当時の浮世絵の再現にこだわり、厳選した素材と道具を使用。

職人紹介

職人紹介

最高の作品を創り出すために、日々技術の研鑽を積む熟練の職人たち。

浮世絵の基礎知識

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意外と知らない?浮世絵の世界。浮世絵の基礎知識をご紹介。