■浮世絵で紅葉狩り
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北斎生誕260年を記念して2020年10月にスタートした「スマホ用浮世絵壁紙」の配布。木版画の風合いを多くの方に知っていただき、浮世絵を日常の中でより身近なものに感じていただきたい。そんな思いでつくっています。
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スマホ用壁紙(2020年11月版)ダウンロードはこちら ※画像はアダチ版画研究所が制作した復刻版浮世絵を使用しています。
※個人で楽しむ範囲でご利用ください。商用利用、再配布禁止。 |
アダチ版画研究所のスマホ用浮世絵壁紙は ①あらゆるスマホの画面の縦横比に対応できる ②カレンダー型を希望する方/しない方の双方の需要に応える という2つの課題をクリアするため「お客様のお好みで画像をトリミングしていただく」というスタイルを採用しています。 お客様にお手間をかけることにはなりますが、上記リンク先の画像を保存の上、こちらの使用例をご参照いただき、ぜひご自身のお好みに合わせてご活用ください!
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スタッフ(iPhone6sを使用)が実際にスマホのロック画面とホーム画面に設定してみたのが下の画像です。さまざまな機種に対応できるよう、今後も改善を重ねていきたいと思います。ぜひご意見・ご感想をお寄せください。
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■この壁紙に使用されている作品は?
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今回、壁紙に使用した作品は、歌川広重の「六十余州名所図会」の一図「甲斐 さるはし」です。山梨県大月市にある猿橋は、日本三奇橋のひとつに数えられ、橋脚を全く使わない特殊な構造をもつ橋です。広重は1842年に甲府道祖神祭の幕絵を制作するために甲府を訪れ、その際に猿橋にも立ち寄り、その絶景に心打たれました。広重は、この「六十余州名所図会」以外でも、月夜の猿橋を描いた「甲陽猿橋之図」という作品をのこしてます。 例年紅葉の時期は多くの観光客でにぎわう場所ですが、今年は行楽地への外出を控えていらっしゃる方も多いと思います。自然の中での体験は何ものにも変えがたいですが、せめて日々手にするスマートフォンの画面の中で、深まりゆく秋の色彩をお楽しみいただければ幸いです。
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