現在開催中、および7月開催のオススメ浮世絵展覧会をご紹介します!
各地で魅力的な浮世絵の展覧会が目白押しです。

 

◆ 7月のPick up!オススメ展覧会

 

7月22日より、東京・六本木にある東京ミッドタウン・ホールでは、特別展「北斎づくし」が行われます。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年より延期されていた本展。そして今年、名称を新たに開催が決定いたしました。浮世絵師としてデビューし、90歳で没するまでの70年間、常に挑戦を続けて森羅万象を描き抜こうとした画狂の絵師・葛飾北斎。その生誕260年を記念し、『北斎漫画』の全ページの一挙展示の他、代表作「冨嶽三十六景」、『富嶽百景』の全図が一堂に会する前代未聞の特別展です。また、今回の展示では、北斎をリスペクトする、各分野を代表するクリエイターたちが展示空間の構築を手掛けています。日本を代表する絵師・北斎が持つ多彩な側面のすべてと出会える「北斎づくし」を、ぜひお楽しみください。
また、会場ではアダチ版復刻浮世絵もご購入いただけます。ぜひお立ち寄り頂ければ幸いです。



 
東京ミッドタウン・ホール
(東京・六本木)
北斎づくし
7月22日(木・祝)~9月17日(金)
アダチ版浮世絵の販売あり!


◆ アダチ版復刻浮世絵の取り扱いがある美術館・博物館

下記でご紹介する美術館・博物館では、常時アダチ版復刻浮世絵をお求めいただけます。(お求めいただけない商品もございますので、ご了承ください。)

太田記念美術館 (東京・原宿)
江戸の天気
6月26日(土)~8月29日(日)
すみだ北斎美術館 (東京・両国)
THE北斎 ―冨嶽三十六景と幻の絵巻―
7月20日(火) 〜9月26日(日)
静岡市東海道広重美術館 (静岡・由比)
浮世絵で見る江戸のくらし
7月6日(火)~9月12日(日)
 

事前予約制

東京国立博物館 (東京・上野)
浮世絵と衣装―江戸
6月8日(火)~ 7月4日(日)



信州小布施北斎館 (長野・小布施)
あやしい浮世絵
6月19日(土)~8月29日(日)



中山道広重美術館 (岐阜・恵那)
諸国山巡り-山海見立相撲お披露目-
6月17日(木)~7月18日(日)

◆ その他、オススメの浮世絵展覧会

山種美術館 (東京・恵比寿)
浮世絵・江戸絵画名品選
7月3日(土)~8月29日(日)
川崎浮世絵ギャラリー (神奈川・川崎)
世界の大北斎展
7月10日(土)~9月12日(日)
静岡市美術館 (静岡・静岡)
没後70年 吉田博展
6月19日(土)〜8月29日(日)
 
那珂川町馬頭広重美術館 (栃木・那珂川)
帰ってきた!
猫じゃ猫じゃ展
6月19日(土)〜8月29日(日)
海の見える杜美術館 (広島・廿日市)
アート魚ッチング
―描かれた水の仲間たち―
5月29日(土)~8月22日(日)
藤沢市藤澤浮世絵館 (神奈川・藤沢)
ザ・ライバル
広重・国芳・三代豊国の共演
5月14日(金)~7月11日(日)
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■ユーモアたっぷり! 江戸の"カワイイ"を手のひらで

    
アダチ版復刻浮世絵によるスマートフォン用の壁紙は、季節の移ろいとともに浮世絵を身近に感じていただけるよう、陰暦の月替りに合わせて公開しています。陰暦5月(皐月)の今回は、国芳の「金魚づくし」シリーズより「ぼんぼん」を。昨年twitter上で「金魚づくし」9図の人気投票を行ったところ、見事1位に輝いたのが、この「ぼんぼん」。カワイイ擬人化金魚の姿をぜひスマートフォンの画面でお楽しみください。。(国際版のダウンロードページはこちら) 
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スマホ用壁紙(2021年6月版)ダウンロードはこちら
※画像はアダチ版画研究所が制作した復刻版浮世絵を使用しています。
※個人で楽しむ範囲でご利用ください。商用利用、再配布禁止。


アダチ版画研究所のスマホ用浮世絵壁紙は
①あらゆるスマホの画面の縦横比に対応できる
②カレンダー型を希望する方/しない方の双方の需要に応える
という2つの課題をクリアするため「お客様のお好みで画像をトリミングしていただく」というスタイルを採用しています。
お客様にお手間をかけることにはなりますが、上記リンク先の画像を保存の上、こちらの使用例をご参照いただき、ぜひご自身のお好みに合わせてご活用ください!


  


スタッフ(iPhone12miniを使用)が実際にスマホのロック画面(左・カレンダーあり)とホーム画面(右・カレンダーなし)に設定してみたのが下の画像です。さまざまな機種に対応できるよう、今後も改善を重ねていきたいと思います。ぜひご意見・ご感想をお寄せください。

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■この壁紙に使用されている作品は?


今回、壁紙に使用した作品は、歌川国芳の「金魚づくし」シリーズより「ぼんぼん」。「金魚づくし」は色とりどりの金魚を擬人化したシリーズで、現在9図が確認されています。怪談、夕立、シャボン玉売り、うなぎ、といったような夏の風物詩を題材に、江戸の老若男女がカワイイ金魚の姿で描かれています。こちらの作品の主題となっている「ぼんぼん」は、盆唄の風習を描いたもの。お盆の時期になると、江戸の街角では、横並びに手を繋いで「ぼんぼん盆の十六日に〜」と歌いながら歩く少女たちの姿が見られました。あどけない子供達の姿には、国芳の優しい眼差しが感じられます。


アダチ版復刻「金魚づくし ぼんぼん」商品ページはこちら≫


諸国瀧廻り■次回の配布作品:北斎「木曾路ノ奥阿弥陀の滝」
次回は7月9日。生涯、水の表現にこだわり続けた北斎が、皆様を全国の滝巡りツアーにご招待! 「諸国瀧廻り」のシリーズより、人気作「木曾路ノ奥阿弥陀の滝」をスマホ用の壁紙に。どうぞお楽しみに。
  




品質へのこだわり

品質へのこだわり

アダチの浮世絵は、手にして初めて分かる、熟練の技術と日本の伝統が詰まっています。

製作工程

制作工程

一切機械を使うことなく一枚一枚職人の手仕事により丁寧に作られている木版画です。

厳選素材・道具

厳選素材・道具

江戸当時の風情を感じられる当時の浮世絵の再現にこだわり、厳選した素材と道具を使用。

職人紹介

職人紹介

最高の作品を創り出すために、日々技術の研鑽を積む熟練の職人たち。

浮世絵の基礎知識

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意外と知らない?浮世絵の世界。浮世絵の基礎知識をご紹介。