大切な方への贈り物に 安心のギフト対応

アダチ版画では、ギフト用のお客様向けに安心・便利なサービスをご用意しております。

海外の方へ贈る日本ならではのお土産やプレゼント、新築や開店、出産・結婚などの慶事に贈る御祝などにアダチ版復刻浮世絵は大変喜ばれています。

大切な方には、商品の品質はもちろん、細部まで心配りをした状態で贈り物の用意をしたいものです。アダチ版画では、贈られる方が安心してご利用いただき、贈られた方にも喜んでいただけるために商品解説やラッピングをはじめ、国際発送や空港お届けなどのギフト向けサービスをご用意しております。以下、サービスの詳細をご紹介させていただきますので商品をお求めの際の参考にしていただければ幸いです。

作品解説
作品解説
ギフトラッピング
ギフトラッピング
配送梱包
海外向け梱包
国際配送
国際配送
空港へのお届け
空港へのお届け
手提げ袋
手提げ袋
奥付
奥付
見本画像の貼付
見本画像の貼付

■作品解説

皆様に安心して贈って頂けるよう、アダチ版画ではお品物に作品解説とリーフレットを同封しています。
誰が描いたどんな作品なのか、どんな風に作られたものなのか、その背景まで知ることができ、より深く作品を楽しんで頂けます。

① 作品をより深く理解できる、和英併記の解説

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アダチの復刻版浮世絵は作品ごとに和文・英文を併記した作品解説を同封しています。文化の異なる海外の方でも作品の内容・背景についてご理解いただけると大変ご好評を頂いています。※一部ご用意のない作品があります。各商品ページの「解説」の記載をご確認ください。

※クリックすると大きな画像でご覧いただけます

 

② アダチ版復刻浮世絵の紹介リーフレット

リーフレット

アダチ版復刻浮世絵についてご紹介したリーフレットをあわせて同封。 作品と共にご覧いただくことで、世界でも類を見ない日本の浮世絵の高度な伝統木版技術で作られた木版画の魅力を楽しんで頂けます。

※クリックすると大きな画像でご覧いただけます


■ギフトラッピング

相手の方を思いながら選んだ逸品だからこそ、その気持ちがきちんと伝わる綺麗なラッピングで贈りたいですね。アダチ版画はこだわりのオリジナル包装紙で、心を込めてお品物をラッピングいたします。

絵のみをご注文の場合は、作品を綺麗に安全に保管できるよう台紙にお貼りしたものをオリジナル封筒にお入れしています。

ギフトラッピング

包装紙 包装紙


【まめ知識】

アダチ版画のオリジナル包装紙は、日本を代表するグラフィックデザイナー粟津潔氏にデザインして頂きました。
またロゴは世界的デザイナー、ブルーノ・ムナーリ氏が生前アダチ版画の工房にいらした時にその場でデザインして頂いたものを使用しています。




■海外向け梱包

海外へのお届けの場合は、箱の中の作品全体を緩衝材で保護し、四つ角を補強しています。更に箱の外からも緩衝材で保護、巻段ボールで包んでいます。

大切なお品物をしっかり守る厳重な梱包で、安全にお送りします。

配送梱包 配送梱包
<額縁の角を緩衝材で補強> <箱の外側も緩衝材で保護>

●持ち手付き梱包希望(オプションサービス)

配送梱包

海外へお持ちになる場合、機内持ち込みをおすすめしています。そのままお持ち頂けるよう、持ち手を付けた運びやすい梱包でご用意いたします。

なお、機内持ち込み手荷物のサイズは航空会社により異なりますのでご自身でご確認ください。

<額付作品1点 梱包の場合>
外寸:約 縦45.0cm×横65.0cm×幅6.0cm/重さ:約2.8kg


ご利用方法
ご注文の際、ご注文最終確認の備考欄に「持ち手付き梱包希望」と一言お書き添えください。

注文画面

【よくある質問】

質問

配送中にガラスが割れてしまったりはしませんか?

答え

アダチ版画の浮世絵専用額はガラスではなく軽くて丈夫なアクリル板を使用しています。
衝撃に強く簡単に割れるような心配はございません。安心してお持ちください。


■国際配送

慣れない方には戸惑うことも多い海外ギフトの配送。
アダチ版画では、海外のお贈り先様へのお届け代行も承っています。

これまでも世界各国へお送りさせていただき、実績も多数ございますので、お気軽にお申し付けください。

FEDEX配送


【国際配送の注意点】関税について

国際配送の場合、各国の通関にて関税が発生することがあります。関税は、通常、荷受人が負担することとなっております。関税の支払方法は、配達時に配達員に支払う場合や、後に送られてくる振込用紙で支払う場合など、各国によって異なります。関税については、各国の通関職員が現物を見ての判断となりますので、弊社にて、関税発生の有無や金額を事前にお伝えすることはできません。あらかじめご了承下さいませ。 。

*ギフトなど、荷受人様による関税の支払いを避けたいという場合 通常、荷受人に請求のある関税ですが、FEDEXでは、配送代行業者である弊社に関税の請求をしてもらうよう発送時に選択していただくことが可能です。この場合、後日関税の額が決まり次第、弊社よりご注文主様へ実費にてご請求させていただきます。海外の方へギフトで贈り物をされる場合には、是非ご利用をご検討ください。



ご利用方法
ご注文の際、配送先のご指定にはお客様のご自宅住所を選択し、ご注文最終確認の備考欄にてお届け先の海外住所・お宛名(敬称含む)・お電話番号をご記入ください。

注文画面

【よくある質問】

質問

お届け日時を指定したいのですが。

答え

大変申し訳ございませんが、FEDEXの発送ではお届け日時はご指定いただけません。ただし、到着予定日をご案内することは可能です。
また、○○日までにお届けしたいというご希望には出来る限りご対応いたします。

質問

送料はどのくらいかかるのですか?

答え

各国への送料の目安はこちらをご参照ください。



■空港へのお届け

お品物を手土産としてご持参される方には、空港へのお届けも承っています。フライト当日にお品物を受け取り、快適に現地までお持ち頂けます。

ご利用方法
ご注文の際、お届け先をご利用の空港とし、ご注文最終確認の備考欄にて搭乗日、搭乗便と搭乗時間、当日のお受取人様名をお知らせください。(空港届はヤマト運輸にてお届けいたします)

記入例:
12/23搭乗予定 ANA○○便××行 搭乗者◆◆(フルネーム)

注文画面

●手提げ袋(オプションサービス)

アダチ版画では額付の作品がぴったりと納まるオリジナルデザインの手提げ袋をご用意しています。贈り物をお持ちになる際や、相手の方がお持ち帰りになる際にも、専用の手提げ袋があると見た目も綺麗で持ちやすく便利です。

手提げ袋
<額付の作品をスマートに持ち運べるお洒落な手提げ袋>


ご利用方法
ご注文の際、ご注文最終確認の備考欄にて「手提げ袋希望」とお書き添えください。

注文画面



●奥付(オプションサービス)

贈り物をする際は、ぜひ記念日やちょっとしたメッセージ、お名前を記載した奥付を額縁に添えてみてください。
作品を飾って眺めるたび、その時過ごした楽しい時間も鮮明によみがえります。

思い出を形に残せると、大変ご好評を頂いています。メッセージカードをお品物に同封することも可能です。

奥付
<気持ちを込めた奥付は見るたびに思い出がよみがえります>


【奥付のメッセージ例】

◎クリスマスのお祝いに
Season's greetings!

◎誕生日のお祝いに
Happy birthday! Have a great day!

◎贈り物全般に
To Mr. & Mrs. ●●● from ▲▲▲. December 2015.

◎設立、周年のお祝いに(法人様向け)
Congratulations on The Opening New Office of ◆◆◆ Inc.
Congratulation. 20th anniversary for ◆◆◆ Co.,Ltd.


ご利用方法
ご注文の際、「ギフトとして送る」をご選択頂き、「奥付」または「メッセージカード」をご選択頂き、ご希望の文章をその下のボックスにご記入ください。

注文画面


■見本画像の貼付

複数の作品をご注文の際、包装の外側からでも作品がわかるよう小さな画像を貼付いたします。個別にプレゼントされる場合に便利です。

見本画像の貼付
 

 

アダチ版画では贈る方も贈られる方もご満足いただけるサービスを目指しています。
個別のご希望がございましたら、まずはお気軽にご相談ください!

ギフトにオススメの作品はこちら>>

新復刻完成!鈴木春信「夜の梅」

 

このたび新作が完成し、大変ご好評いただいている鈴木春信の「夜の梅」。

闇夜に梅と美人の姿が浮かび上がる幻想的な情景を描いた、ファンに人気の高い作品です。ちょうど、これからの季節に飾って頂ける梅をモチーフにした作品ということもあって、早速のご好評を頂いています。

今回はそんな「夜の梅」の見どころを、アダチ版画ならではの制作の視点からご紹介していきます。

鈴木春信「夜の梅」
鈴木春信 「夜の梅

制作から見る――「夜の梅」の見どころ

◎ 見どころ、その1――和紙の『白』

本図でまず目に入るのは、漆黒の闇夜に対比するように浮かぶ白梅の花と美人の姿。

黒一色の背景に映える梅の花や美人の肌の白さを、春信は絵具を使わず和紙の地をそのまま生かして表現しています。ふんわりとした柔らかい質感と自然な色合いは、和紙だからこそ出せる独特の風合いです。

和紙 和紙
<和紙の地を生かした柔らかい白の表現>


◎ 見どころ、その2――『空摺』の質感

「空摺」とは版木に色を付けず、圧を掛けて摺ることで紙に凹凸をつける伝統の技法。

本図では、美人の着物の白地や足袋の輪郭を、この空摺で表現しています。空摺の立体感が着物の厚みや質感を感じさせ、墨で輪郭線を描くよりも柔らかみのある印象を与えています。

空摺 空摺
<白地に凹凸で質感を表現する「空摺」>


色彩だけでなく質感までも含めた表現を追求した春信。そこからは、素材や技術を駆使し、より美しい作品を作ろうとする強いこだわりが感じられます。

そんな春信のこだわりが詰まった作品を復刻するにあたって、職人たちはどういった点に注目し、またこだわったのでしょうか。職人たちの声を聞いてみました。


職人たちのこだわり

◎ 彫師のこだわり:『梅の花』

       
 

彫師・新實

「梅の花は、背景の墨の板を花の形に抜いて、紙の地の白が残るようにしています。背景の板は面積が大きく、強く圧をかけて摺るため、花びらの部分が墨の色で潰れないようほんの少しだけ大きめに抜いてあります。摺師が摺るときの力加減を考えながら彫るのがポイントだね。」

 
       
  彫り風景 版木 夜の梅  
  <摺師の力加減を考え、花の形を大きめに抜く>  
         


◎ 摺師のこだわり:『美人の着物』

       
  摺師・仲田

「美人の着物は一度薄い色で摺って、そこにもう一度色を重ねる二度摺りをしているよ。こうすることで春信特有の淡い色合いもぼんやりせず、色に厚みが出てくるんだ。」
 
       
    摺り風景 夜の梅    
<淡い色合いにも厚みを出す二度摺り>
           


作品の魅力を最大限に引き出すため、アダチの職人たちも技を尽くし創意工夫をしていました。実際に作品をご覧の際は、ぜひ職人たちの技にもご注目ください。

 

世間を驚かせた多色摺りの「錦絵」を完成させた春信とその周りの職人たちは、シンプルな表現の中にひと手間かけることにより、多色ということだけにとどまらない質感にもこだわりをみせていたことがわかりますね。彼が「錦絵」を誕生させることが出来たのは、より優れた表現への飽くなき探求心があったからこそではないでしょうか。

あらためて本図を見てみれば、繊細で幻想的な世界の中に、春信の作品に掛ける秘めた情熱が感じられるような気がします。

単に色彩の美しさだけではない描き手の熱意こそ、かつて一世を風靡した春信の美人画の魅力と言えるでしょう。

鈴木春信「夜の梅」


新作復刻完成!鈴木春信「夜の梅」 商品詳細ページはこちら >>

新復刻完成!鈴木春信「夜の梅」

 

錦を思わせる色鮮やかさから「錦絵」と呼ばれた多色摺の浮世絵版画の誕生から、ちょうど今年で250年。 その節目となる年を記念したアダチ版画の新作復刻、「錦絵」誕生の祖と呼ばれる浮世絵師・鈴木春信の傑作「夜の梅」がこの度、完成いたしました。

闇夜に漂う香りに誘われ、手燭をかざして白梅を見上げるひとりの美人。

深い黒の背景に白梅と美人の姿が浮かび上がる情景を幻想的に描いた本図は、闇夜の静寂やそこに漂う白梅の香りまで感じられそうな一枚です。

鈴木春信「夜の梅」
鈴木春信 「夜の梅

「錦絵」が誕生するまで

今年、250年を迎えた「錦絵」。その誕生と春信の関わりとはどんなものだったのでしょうか。

石川 豊信「中村喜代三郎 市村亀蔵 おきく 幸助」

今から250年前、明和2年(1765年)に鮮やかなフルカラーの「錦絵」が登場するまで、浮世絵は墨に紅・草(緑)などの色を入れた「紅摺絵」が中心でした。

多色摺ではあるものの、「紅摺絵」の時点では色数は墨以外の二色程度が重ねられたものでした。

石川豊信 「中村喜代三郎 市村亀蔵 おきく 幸助」
<墨と紅・草(緑)で表現された「紅摺絵」>

この限られた色数で便宜上の色を表現していた「紅摺絵」に対し、目に見える色をそのまま再現できる「錦絵」が出現したときの圧倒的な存在感には、当時の人々はさぞ驚いたことでしょう。


「錦絵」誕生のきっかけ

この「錦絵」誕生のきっかけとなったのは、明和2年に起こった絵暦交換会のブームでした。絵暦とはその名の通り絵入りのカレンダーのこと。

鈴木春信「夕立」

江戸時代の暦は太陰暦でしたので、30日ある大の月と29日ある小の月が毎年変動していました。

この大小の月を絵の中にはめ込んだものが絵暦です。

鈴木春信「夕立」
<浴衣の柄にその年の大の月が書き込まれています>
鈴木春信 「夕立

 

絵暦の交換会が流行すると、裕福で教養のある趣味人たちがそれぞれに趣向を凝らした絵暦を作り、互いに優劣を競い合いました。その中心となったひとりが旗本・大久保甚四郎、俳名を「巨川(きょせん)」と言います。

巨川は他の誰より優れた絵暦を求め、春信に作品を描かせると共に、一流の彫師・摺師たちに技術の改良をさせたと言われています。巨川というスポンサーのもと春信と職人たちは創意工夫を凝らし、色彩豊かな多色摺りの「錦絵」を完成させたのです。


職人たちの創意工夫

では、それまで不可能だったフルカラーの「錦絵」を可能にした、職人たちの工夫とはどんなものだったのでしょうか。

◎ 画期的な発明――「見当」

「見当」とは色を正確に摺り重ねるために版木に刻まれた紙の位置を示す目印です。版木の右下のカギ見当と、左下の一文字の引き付け見当に紙を合わせることで、ずれることなく何色も版を摺り重ねることが出来ます。

一見、とても簡単なことのように思われますが、この「見当」の発明によってそれまで不可能だった多色摺りが可能になった、非常に画期的な発明でした。

見当
<紙の水平を取る「引き付け見当」(左)と紙の角を合わせる「カギ型見当」(右)>

「紅摺絵」の頃にも版木に印をつけ目印にしていた可能性はあるものの、紙一枚分の溝がつくられた「見当」が開発されたことで、精度が高くより効率的に多色摺りが実現したと考えられます。ちょっとした工夫が浮世絵の発展を促したと言えますね。



【まめ知識】
浮世絵版画で重要な意味を持つこの「見当」。皆さんもよく聞く慣用表現にある「見当をつける」は、この浮世絵版画の「見当」と一緒なんです!

 

◎ 丈夫で発色の美しい和紙――「奉書」

奉書

春信の絵暦に用いられたのは、「奉書」と呼ばれる公文書にも用いられた上質の和紙でした。繊維が長く厚手でふっくらしており、丈夫で発色も良いのが特徴です。

この紙を使うことで、何度も版を摺り重ねる多色摺りに耐えるとともに、「錦絵」の鮮やかな色彩を表現することが出来たのです。

<丈夫で発色の美しい、ふっくらとした風合いの奉書>

 

巨川の指揮のもと春信と職人たちが試行錯誤の末、完成させた色鮮やかで美しい絵暦。その美しさに目を付けた版元が私的な配り物だった絵暦を一般向けの賞品として売り出すと、「錦絵」は江戸庶民の評判を呼びました。

当時、文化の中心は上方(京都)であり、その上方からの「くだりもの」が高級品とされる一方、江戸地産のものは「くだらない」と言われ評価をされませんでした。

その「くだらない」吾妻(東)の地で誕生したフルカラーの浮世絵は「吾妻錦絵」と呼ばれ、江戸の名物となりました。世間を驚かせた春信の「錦絵」は、上方を越える美術工芸品として江戸っ子たちの誇りとなったのです。

夜の梅

そして「錦絵」誕生により評判となった春信は、当代一の人気絵師となりました。


今回錦絵誕生250周年を記念して新復刻、完成した「夜の梅」は、現存数の少ない貴重な作品であるとともに、作品の随所に春信の世界観をご堪能いただける傑作です。和紙に色鮮やかに摺りあげられた、まさに「錦」のような本作をどうぞお楽しみください。

次回はその傑作「夜の梅」について、制作の視点からご紹介致します。どうぞご期待ください!

新作復刻完成!鈴木春信「夜の梅」 商品詳細ページはこちら >>

秋の草花や紅葉が色づくこの時期、お部屋にも秋らしい彩りを取り入れてみませんか。

今回は、アダチ版画がオススメする秋の情景を描いた浮世絵の傑作と共に、作品をより美しく魅力的に飾って頂ける方法をご紹介します。情緒あふれる季節の浮世絵で、日本の美しい四季をお楽しみください。


秋の情景を飾る――短冊専用額

秋の季節を描いた傑作の中には、歌川広重の「葉ごしの月」や「菊に雉子」など、細長い画面に描かれた花鳥画がみられます。情景の一部を切り取ったような構図が、秋特有の侘しさ漂う雰囲気を引き立てています。

飾これらの細身の作品を飾るのにオススメなのが「アダチ特製専用額(短冊)」です。

大短冊や中短冊と呼ばれる作品に合わせた縦横の寸法で、作品を最も綺麗に飾って頂けます。

葉ごしの月 菊に雉子

【スタッフのイチオシ作品】
左 「葉ごしの月」/右 「菊に雉子

  <細身のサイズにぴったりの額縁が作品を引き立てます>

※ご注文の際は、「アダチ特製専用額(短冊)」とご希望の作品(絵のみ)をカートに入れてください。 額装した状態でお届けいたします。


摺りの美しさを堪能する――軸装

浮世絵の魅力といえば何といってもその色の鮮やかさ。
木版画ならではの透明感のある発色は、日本の四季の美しい色彩を余すところなく表現しています。

軸装

その色合いを最大限に楽しみたいという方にオススメなのが軸装です。

軸装は、額装のように作品がアクリル板に遮られることがないため、和紙に摺り上げる木版特有の深みある発色や質感まで間近に感じて頂けます。

【スタッフのイチオシ作品】 広重「月に雁

<軸装は木版画特有の発色や和紙の質感まで間近に楽しんで頂けます>

 

お客さまの疑問にお答えします!【浮世絵Q&A】

質問

どのように保管をしたら良いですか?

答え

共箱に入れて、高温多湿を避けて保管してください。

収納時は巻いてお届け時の共箱に入れて頂ければ、かさばらず収納場所を取りません。
保管方法は額装と基本的に同じです。できるだけ高温多湿を避けて保管してください。

詳しくは以前にご紹介した「浮世絵の最適な保管場所」をご参照ください。

 
質問

横長の作品でも軸装できますか?

答え

大錦の横向きの作品も軸装が出来ます。

軸装

お祝いのお席にオススメの作品・葛飾北斎「凱風快晴」など、浮世絵の風景画に多い横長の作品も軸装可能です。

イメージは画像をご参照ください。
※軸装のご注文は、お電話(03-3951-2681)にてお申し付けください。

<横長の浮世絵を軸装するとこのような雰囲気になります>
 

アダチスタッフからのワンポイントアドバイス

 

 

ばれん

軸装の醍醐味――「空摺」

軸装  

浮世絵本来の色鮮やかさを楽しめる軸装は、色だけでなく、温かみのある和紙の風合いや、版木に絵具を付けずに摺り、和紙に立体的な凹凸を付ける伝統の技法「空摺」の立体的な質感なども、よりはっきりと感じていただけます。

掛軸を飾ったら、ぜひじっくり作品をご覧になってみてください!

広重「菖蒲に白鷺

菖蒲に白鷺
<空摺で表現された白鷺のふんわりとした羽毛の質感も感じていただけます>
 

飾り方にこだわると、絵を飾るのもそれを眺めるのも、より一層楽しくなります。 ぜひ、参考にしてみてください!

アダチ版 浮世絵こぼれ話

 

飾る・選ぶ・保管するの3つのテーマでお送りしているコラム「浮世絵を楽しむ」。
「どう飾っていいのかわからない」「どの作品を選べば良いかわからない」「浮世絵の保管の方法が知りたい」、そんなお客さまのお悩みや疑問にお答えし、浮世絵を自宅に飾って楽しむための情報お届けします。

第1回目の前回は、アダチ版画こだわりの浮世絵専用額についてご紹介しました。
詳細はこちら >>

今回は、飾る編vol.2として飾る場所にあったオススメの作品や、手軽に飾る方法についてご紹介します!


飾る場所を探す

■玄関

大切な家族やお客さまを温かく迎え入れるご自宅の“顔”とも言える場所です。そんな玄関にオススメなのが、葛飾北斎が描いた「踊行列図」。

七人の人物が楽しげに踊り練り歩く姿は、七福神(福禄寿・大黒天・恵比寿・毘沙門天・布袋・弁財天・吉祥天)に見立てることができ、大変縁起の良い作品です。

飾っている作品/北斎「踊行列図

玄関

リビングルーム

■リビングルーム

家族が集う、憩いのスペース。日常を過ごすことの多い場所には、気分を穏やかにしてくれる作品や、みんなが好きな作品を飾ってみてはいかがでしょうか。

飾っている作品/広重「亀戸梅屋舗

■廊下

家の中にある、ちょっとしたスペースに作品を飾ってみてはいかがでしょうか。
毎日頻繁に行き来する廊下には、季節の花を飾るように、草花や風物詩などを描いた花鳥画がオススメです。

浮世絵に絵が描かれた花は、枯れることがないのでお手入れも簡単です!

飾っている作品/北斎「百合

廊下


お客様のお悩みにお答えします!【浮世絵Q&A】

質問

手軽に壁に飾る方法を教えてください。

答え

市販のフックを壁に取り付けるだけで、簡単に飾れます。

壁に打ち付けるタイプのフックは、ホームセンターなどで比較的安価に手に入り、取り付けが簡単です。

アダチ版画では、額付きでお求めの際には、額縁に紐を通した状態でお届けしますので、フックに掛けるだけですぐに飾って楽しんでいただけます。

壁掛けフック
 
質問

新築なので壁を傷付けたくないのですが…。なにか良い方法はありませんか?

答え

ドライバー1本で簡単に組み立てられる、額スタンドがオススメです!

新築のご自宅や賃貸住宅など、お部屋の壁に釘やフックが打てないお客さまにも、額付きの絵を飾って楽しんでいただくことができる「額スタンド」。

組み立て式で収納・保管も簡単、安心・安全で手軽に飾り付けができます。

額スタンド
「額スタンド」商品詳細はこちら >>
 

アダチスタッフからのワンポイントアドバイス

 

 

ばれん

2つの作品を1つの額で楽しむ!

百ものがたり  

夏本番を迎えるこれからの季節にピッタリな作品が、金魚やカエルなど水辺に住む生き物たちの愛嬌たっぷりな姿をユーモアに描いた歌川国芳の「金魚づくし」です。

金魚づくしは、通常の大判サイズの浮世絵の半分ほどの大きさで、コンパクトな作品。スペースが少ないお部屋でも手軽に飾っていただけます。

 
 

そんな金魚づくしの飾り方でアダチスタッフがオススメするのが、1つの額にお好きな絵柄を2枚を選んで飾る方法です。

 

 

アダチ特製浮世専用額(大判)

このシリーズは、どの作品も同じ色づかいなので、9図の中から自由に絵柄を選んでいただけます。季節や気分によって、絵柄を入れ替えてみるのもいいですね!

 
「アダチ特製浮世絵専用額」の詳細はこちら >>
 

 

次回のコラム「浮世絵を楽しむ」では、アダチスタッフのオススメ作品をご紹介しながら、浮世絵の選び方についてお届けします。
どうぞ、お楽しみに。

アダチ版 浮世絵こぼれ話

 

近年、日本各地の美術館や博物館でたくさんの浮世絵の展覧会が開催されています。最近では、葛飾北斎の娘で絵師としても活躍した、お栄(葛飾応為)を主人公にした長編アニメーション映画「百日紅~Miss HOKUSAI~」が公開されるなど、まさに浮世絵ブーム到来と言っても過言ではありませんね!

初めて浮世絵の魅力に触れ、「浮世絵を買ってみたい」「自宅に浮世絵を飾りたい」と思っていらっしゃる方も多いかと思います。
しかし、初めて買うとなると「どう飾っていいのかわからない」「どの作品を選べば良いかわからない」「浮世絵の保管の方法が知りたい」という方も多いはず。そんなお客さまのお悩みや疑問にお答えし、浮世絵を自宅に飾って楽しむための情報お届けします。

飾る・選ぶ・保管するの3つのテーマでお送りするコラム「浮世絵を楽しむ」。
初回となる今回は、飾る編 vol.1としてアダチ特製の浮世絵専用額についてご紹介します。


アダチ版画が特別にオーダーした浮世絵のための専用額

皆さんもよくご存知の「凱風快晴」や「神奈川沖浪裏」など、ほとんどの浮世絵版画の大きさは、大錦(おおにしき)と呼ばれるサイズです。

その寸法は、現代絵画と縦と横の比率が全く異なっています。 そのため、お店で市販されているような既製品の額縁では、どうしても余白が不自然になってしまいます。

アダチ版画では、より作品が美しく見えることを考えて、特別にオーダーしたのが、この「アダチ特製浮世絵専用額」です。

桜花に富士図
桜花に富士図

また、この浮世絵専用額は縦でも、横でもどちらでも飾っていただけるように対応しています。

額縁の裏面には、天地左右に紐を通す金具が取り付けてありますので、紐を通し替え結び直すだけで、縦横どちらの向きでもお使いいただけます。

 

お客様のお悩みにお答えします!【浮世絵Q&A】

質問

浮世絵が日に焼けて、退色したりしないでしょうか?

答え

退色しないように、UVカットを施したアクリル板で 画面を保護しています。

アクリル

額表面の保護には、アクリルを使用しています。従来のガラス製のものより軽く、割れにくいため扱いやすくなっています。

またアクリルにはUVカットを施していますので、退色を気にせず安心して飾っていただけます。


アダチスタッフからのワンポイントアドバイス

 

 

ばれん

直射日光・高温多湿な場所を避けて飾る

 

木版画に限らず、絵にとって直射日光は対敵です。浮世絵専用額は、UVカット仕様のアクリル板を使用していますが、いつまでも摺りたての色鮮やかな浮世絵をお楽しみいただくためには、直射日光の当たらない場所に飾ってください。

また、カビやシミの原因となりやすい高温多湿なエアコンの風が直接当たる場所を避けて飾ることをオススメします。

「アダチ特製浮世絵専用額」の詳細はこちら >>

 

次回は、実際に浮世絵を飾って楽しんでいらっしゃるお客様のご様子を紹介しながら、浮世絵の飾り方や飾る際のポイントについてご紹介します。どうぞ、お楽しみに。

アダチ版 浮世絵こぼれ話

 

このところ続く春の陽気に誘われて、桜の開花ももう間もなくといったところ。 日本の春を象徴する花として、桜は現代の私たちと同様に江戸時代の人々にも愛されてきました。

今回ご紹介するのはそんな桜を題材にしたこの季節にぴったりの傑作。

重なり合う満開の桜と辺りに漂う春霞、その向こうに富士山を望む美しい春の情景を描いた、葛飾北斎「桜花に冨士図」の魅力に迫りたいと思います。

桜花に富士図

桜と富士――日本を象徴する二大モチーフ

本図の主題として描かれ、題名にもなっている「桜」と「富士山」。
日本の象徴ともいえるこの二大モチーフを北斎はどのように描いたのでしょうか。

■北斎の「桜」
自ら画狂人を名乗り、世の中のあらゆるものを描こうと挑んだ北斎は、花鳥画にも優れた才能を発揮しました。

北斎は本図の中で、桜の花の一輪一輪までも輪郭を描きわけ、何色も色合いを変えて画面に散りばめることで花の重なり合う立体感を作り出しました。そこに更にぼかしや空摺を加え、満開の桜の華やかさを巧みに表現しています。

桜花に富士図
<よく見ると花びら一枚一枚まで、全て輪郭線が描かれています>

 

彫師・新實

彫師の一言
「この図は桜の花びらの一枚一枚まで細かく描いてあって、しかも線の色だけでも一色じゃなく幾つにも分かれている。それを板を分けながら、全て彫り分けているんだ。摺物だけあって手が掛かっているよ部彫りあげるのは時間が掛かったよ」

(彫師・新實)

【鑑賞豆知識】桜
江戸時代に一般的だった桜は、ソメイヨシノではなく山桜でした。色は白から薄紅まで様々で、花と葉が同時に出るのが特徴です。本図で描かれているように、濃さの異なる花が一面に広がる様はさぞ見応えのある眺めだったことでしょう。

 

■北斎の「富士」
北斎にとって富士山は生涯のテーマの一つでした。代表作「凱風快晴」を始めとするシリーズ「冨嶽三十六景」では、季節や場所によって様々な富士山の表情を描き分けています。

本図では、「凱風快晴」の力強く堂々たる姿とは対照的に、満開の桜越しに白く雪を被った優美な姿をすっきりとした筆遣いで描いています。

  凱風快晴   桜花に富士図  
  堂々と力強く描かれた
「凱風快晴」の富士山
  白く雪を被った姿が優美な富士
稜線もすっきりと描かれています
 

 

技を凝らした特注の逸品!――葛飾北斎の「摺物」

先ほどの彫師・新實親方の言葉に出てきた「摺物」とは、江戸時代当時、特注品として作られた作品です。
一般に広く販売された一枚絵とは異なり、主に配り物として特別注文で制作されたもので、色遣いや技法に工夫を凝らした豪華な作品も多く、売り物の浮世絵とは異なる趣があります。

注文主の多くは裕福な商人や教養のある趣味人で、絵暦や俳諧・狂歌を添え仲間内で配られた趣味のものや正月・祝い事の配り物などに用いられました。

■特徴 その1――紙
特注品である「摺物」には、紙も質の良いものが使われていました。厚手でしっかりした上質な紙は発色が良く、紙に凹凸をつける空摺の技法も映えるものでした。

また、サイズも特注品であるため様々でした。版元から出版される通常の浮世絵の場合、最もポピュラーなサイズは大判と呼ばれるものでしたが、本図は長判と呼ばれる横長のサイズです。

紙のサイズ
<最もポピュラーなサイズの「大判」と、本図のサイズ「長判」>

 

■特徴 その2――色遣い
色遣いの違いも「摺物」の大きな特徴のひとつです。限りなく色を少なくし省略の中で表現する通常の浮世絵とは異なり、手間を惜しまず贅を凝らして作られた「摺物」は、淡い色合いを何度も摺り重ねることで木版でありながら肉筆画を思わせるような上品で繊細な色合いを表現しています。

本図も淡い色を重ねることで、春らしい穏やかな空気感や咲き乱れる花の量感が見事に表現されています。

桜花に富士図
<淡い色を何度も重ねることで、春の穏やかな陽気や桜の量感まで繊細に表現しています>

 

■特徴 その3――技法
「摺物」の多くは好事家の仲間内で配られたため、より質の高い美しい作品が競うように求められ、ぼかしを随所に入れたり「空摺」を入れるなど、手の込んだ技法がふんだんに用いられました。

【鑑賞豆知識】空摺
版木に絵の具をつけずに摺ることで、和紙の持つ風合いを活かしたまま立体的な凹凸を付ける技法を「空摺(からずり)」と呼びます。 主に、雪・花びら・鳥や昆虫の羽・着物の模様などを表現する際によく使われる技法です。

  凱風快晴   桜花に富士図  
  <版木に絵の具をつけずに摺り、立体的な凹凸を付ける「空摺」>  

摺師の一言
「空摺は力を入れすぎると板も紙も傷んでしまうし、力が足りないと綺麗な線が出ない。紙を傷めないようにしっかり跡をつける、力の加減がポイントかな」

摺師・京増
(摺師・京増)

【ココが見所!】
北斎は富士と桜という二つの象徴的なモチーフを取り入れ、本図に人々が普遍的なイメージとして持つ日本の春の情景を描き出しました。また、それらを存分に表現する空摺やぼかしといった高度で手の掛かる制作工程は、コストや売れ行きといった販売の制約にとらわれない摺物だからこそ実現できたものでした。 北斎が筆を尽くして描き、職人たちが技を尽くして表現することで完成したこの春の傑作は、日本人の心象風景そのものとしてこの先も時代を超えて人々を魅了することでしょう。

葛飾北斎「桜花に富士図」 商品詳細はこちら >>

アダチ版 浮世絵こぼれ話

 

元日は一年の始まり。新しく物事を始めるのには最適の日です。
アダチ版画では本日より昨年一年ご好評を頂いたコラムの枠を更に広げ、装いも新たに新企画「アダチ版画 浮世絵こぼれ話」を始めます。
作品の見どころから豆知識、楽しみ方など、アダチ版画ならではの情報をお伝えしていきたいと思います。


記念すべき第一回となる今回は、今年の「迎春セット」にも入っている歌川広重の傑作「日本橋 朝之景」をご紹介します。

魚河岸の賑やかな喧騒が響いてくる早朝、日本橋を越え江戸を旅立とうとする大名行列を描いた本図は広重の代表シリーズ「東海道五十三次」の始まりの図として知られています。

旅の出発を描いているところから事始めや門出のお祝いに大変喜ばれるこの作品で、アダチ版画の新企画もスタートしたいと思います。

日本橋 朝之景

 

旅の始まりは日本橋から

江戸日本橋

【鑑賞豆知識】日本橋
江戸時代当時の日本橋はただの川を渡るための橋ではありませんでした。
幕府が整備した東海道、中山道、甲州道中、日光道中、奥州道中の五街道全ての始点として定められた交通の要所であり、江戸城や富士山を望める景観もあいまって江戸屈指の名所でもありました。

<葛飾北斎が描いた「江戸日本橋」(冨嶽三十六景)>

そのため浮世絵の画題にも良く取り上げられ、広重の他にも葛飾北斎を始め多くの絵師が手掛けた日本橋の傑作が残されています。


旅立ちの時間といえば早朝

広重は全55図にもなる「東海道五十三次」を描くにあたり、シリーズが単調にならないよう時間や天候、季節の要素を様々に盛り込みました。それが最も表れているのが空の表現です。

日本橋 朝之景

画面上部に入るシンプルなぼかし。

浮世絵の空の表現は実に簡潔で的確です。この僅かな幅のぼかしが画面全体に奥行きを作り出し、更にその色によって季節や時間を端的に表現しているのです。

例えば同シリーズの傑作「蒲原 夜之雪」。
ここでは黒のぼかしで闇夜の暗さを表現しています。

蒲原 夜之雪
丸子 名物茶屋

また同じく「丸子 名物茶屋」。
こちらは赤のぼかしで麗らかな早春の空を表現しています。


そして本図は「朝之景」の題名が示す通り、早朝の朝焼けの残る青空を表現しています。旅立ちに張り切る背中を後押しするような朝の清々しさが感じられる一枚です。

 

注目の技"一文字ぼかし"

空のぼかしの表現は、画面の上から下へ向かって薄くなるところから通常「吹き下げぼかし」と呼ばれます。
広重はそこにも独自の工夫を凝らしました。

広重の描く空のぼかしと北斎の空のぼかしを比べてみましょう。

  一文字ぼかし   吹き下げぼかし  
  <広重の空のぼかし>   <北斎の空のぼかし>  

いかがでしょうか。広重のぼかしの方が幅が狭くシャープな印象です。
これは「一文字ぼかし」と言い、文字通り一の字を描くように見えるところからそう呼ばれています。通常の「吹き下げぼかし」より画面が引き締まって見え、印象に張りを持たせています。

【ココが見所!】
当時の旅は今ほど簡単なものではなく、公的な参勤交代や伊勢参りなどの理由が なければ幕府の許可が降りませんでした。徒歩で行くしかない旅路も今よりずっと過酷だったことでしょう。それだけに人々には一層遠い地への憧れがあり、その期待に応えるように描かれた東海道五十三次シリーズは、広重の代表作と言える大ヒットとなりました。その始まりである本図に描かれた旅立ちの朝の緊張感と高揚感こそ、当時の人々の憧れを掻き立て、現代の私たちにも訴えかけるこの作品の一番の魅力と言えるでしょう。


2015年新春スタート、アダチ版画の新企画「浮世絵こぼれ話」 は、これからも様々な視点から浮世絵の魅力をご紹介して参ります。 次回も盛りだくさんの内容でお送りしますので、どうぞお楽しみに!

歌川広重「日本橋 朝之景」 商品詳細はこちら >>

品質へのこだわり

品質へのこだわり

アダチの浮世絵は、手にして初めて分かる、熟練の技術と日本の伝統が詰まっています。

製作工程

制作工程

一切機械を使うことなく一枚一枚職人の手仕事により丁寧に作られている木版画です。

厳選素材・道具

厳選素材・道具

江戸当時の風情を感じられる当時の浮世絵の再現にこだわり、厳選した素材と道具を使用。

職人紹介

職人紹介

最高の作品を創り出すために、日々技術の研鑽を積む熟練の職人たち。

浮世絵の基礎知識

浮世絵の基礎知識

意外と知らない?浮世絵の世界。浮世絵の基礎知識をご紹介。