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人物画にきらきらと光る背景を施す技法(キラ引き)は、歌麿を見出した版元・蔦屋重三郎と歌麿によって考案されたものと言われています。キラ引きの工程では、雲母の粉と膠を混ぜて作られるキラを、作品の表面に刷毛で載せていきます。この和紙の表面に載せられたキラが背景に光る歌麿の美人画は、江戸で大評判となりました。
寛政の改革の元、質素倹約が進められ、浮世絵の表現にも制約が課せられましたが、そのような状況でも歌麿はより魅力的な美人画を描くことを追求し続けました。キラの背景は、その大きな成果の一つと言えるでしょう。江戸の人々を夢中にしたキラの背景の歌麿美人画をご紹介します。
1-9件目 (全9件)
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