歌川広重 東海道五拾三次

吉田 豊川橋

よしだ とよかわばし

櫓の改装中の吉田城。足場が組まれ、職人たちが壁を塗っています。

遠い川の対岸には下地村の家並みが見えます。

副題にもなっている豊川橋。長さは二一八メートルもありました。江戸から京都の間にある四橋のひとつでした。

川幅も広く水も豊かな豊川の流れ。広々とした見晴らしは思わず高いところに登って確かめたくなるかも。

「一」の字を引いたようなぼかしのため、「一文字ぼかし」と言われる。ぼかす色で、時間、季節そして気候などを表現しわけています。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

画面の左側に大きく描かれている吉田大橋は、豊川に架かっている橋で、江戸から京都までの間にある四橋の1つです。豊川から伊勢へ行く早船が出ており、陸路を行くよりも三日も早く着くと、いつも満船だったといわれています。戦国時代に、この地に今橋城が築城されて城下町になり、後に譜代大名の努力もあって栄えました。

標準価格 13,000円(税抜)

画寸法22.8 × 35.0 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご注文より3営業日以内に発送
歌川広重について
天保年間に保永堂から出版された全55図の「東海道五十三次」が大ヒットし、以降数々の東海道の風景画を描きました。 花鳥画にも詩情溢れる優品を残し、最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、四季折々の江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出しました。同シリーズは、ゴッホが模写したことでも知られています。
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東海道五拾三次について
日本橋、京都、そしてその間に設けられた53の宿駅を描いた浮世絵のシリーズ。広重は、次々に変わる景色、季節、時間、行き交う人々の生き生きとした営み、全55図を郷土色豊かに描き出しました。。日本の風土に根ざした抒情性こそ、広重の浮世絵風景画最大の特色と言えるでしょう。
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