歌川広重 近江八景

石山秋月

いしやましゅうげつ

琵琶湖湖畔に浮かぶ満月。夜空に白く抜かれた月が満月の明るさをよく表現しています。

月の名所として知られる石山寺は紫式部が源氏物語を書いたことでも有名です。

日本最大の湖である琵琶湖は、風光明媚な景勝地として知られ、度々画題に取り上げられています。

輪郭線のないシルエットで曖昧に表現された遠景が夜景の暗さを巧みに表現しています。

空に奥行を与える一筋のぼかし。均一で美しいグラデーションは摺師の腕の見せ所です。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。


数ある広重の風景画の中でも傑作揃いと名高い、琵琶湖周辺の八つの景勝を取り上げたシリーズ「近江八景」。その内の一図、石山秋月は石山寺から見上げる月を描いた本図は、全体に抑えた色調や、シルエットで曖昧に表現された遠景が月夜の趣をよく表現しています。こんもりとした山と拓けた湖、高い月の計算された構図が見事な一枚です。

標準価格 14,300円(税込)

画寸法22.6 × 34.7 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご注文より5営業日以内に発送
歌川広重について
天保年間に保永堂から出版された全55図の「東海道五十三次」が大ヒットし、以降数々の東海道の風景画を描きました。 花鳥画にも詩情溢れる優品を残し、最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、四季折々の江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出しました。同シリーズは、ゴッホが模写したことでも知られています。
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