歌川広重 木曾海道六拾九次

中津川

なかつがわ

雨の中、先を急ぐ合羽姿の旅人。緑と赤の配色が効果的に使われています。

川辺に佇む白鷺の姿が、雨景にしっとりした情緒を与えています。

中津川は木曾海道の中で最も栄えた宿駅。雨の中でも人が行きかい活気があります。

後に摺られた版では雨が降っておらず、構図も全く異なっています。

「一」の字を引いたようなぼかしのため、「一文字ぼかし」と言われる。ぼかす色で、時間、季節そして気候などを表現しわけています。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

「木曾海道六拾九次」は、渓斉英泉が24図を手がけ、そのあとを広重が継いで完成されました。本図は広重が描いた木曾海道中随一の栄えた宿駅「中津川」。後に全く異なる構図の版が作られたため、こちらは「雨の中津川」と呼んで区別されています。世界にも数点しか現存していない希少な「雨の中津川」ですが、雨の宿場を情緒たっぷりに描いた、シリーズ中屈指の傑作とされています。

標準価格 22,000円(税込)

画寸法22.1 × 35.1 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご注文より5営業日以内に発送
歌川広重について
天保年間に保永堂から出版された全55図の「東海道五十三次」が大ヒットし、以降数々の東海道の風景画を描きました。 花鳥画にも詩情溢れる優品を残し、最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、四季折々の江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出しました。同シリーズは、ゴッホが模写したことでも知られています。
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