歌川広重 名所江戸百景

隅田川水神の森真崎

すみだがわすいじんのもりまさき

大きく花をつけた八重桜を広重は、花弁一枚一枚丁寧に描いています。

隅田川の総鎮守といわれた水神社が建っていたそうで、その神社の鳥居も丁寧に描いています。

富士山の次に、浮世絵によく描かれる筑波山です。男体山と女体山と二つの峰が目印です。

作品毎に地模様が異なり細かい部分ですが凝ったデザインとなっています。

幅を広めにぼかした「拭き下げぼかし」、摺師の腕の見せどころです。

向島から水神の森と隅田川の対岸の真崎とを望んだ風景です。この水神は、水難、火難除けの神であり、船頭たちばかりでなく庶民の間でも厚い信仰を得ていました。隅田川の東岸の堤は、品川の御殿山や王子の飛鳥山と並ぶ桜の名所となっていました。全体に柔らかな色合いで、奥には筑波山も見えます。手前には里桜が美しく咲き乱れ、春爛漫の景色です。

標準価格 13,000円(税抜)

画寸法34.6 × 22.6 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご注文より5営業日以内に発送