歌川広重 名所江戸百景

真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図

まさきあたりよりすいじんのもりうちかわせきやのさとをみるず

まだ寒さ残るころ春の息吹を感じさせてくれる梅の花。

椿が画面の端で咲いています。冬から春へと季節が変わっていく様子が感じられます。

富士山の次に、浮世絵によく描かれる筑波山です。男体山と女体山と二つの峰が目印です。

作品毎に地模様が異なり細かい部分ですが凝ったデザインとなっています。

幅を広めにぼかした「拭き下げぼかし」、摺師の腕の見せどころです。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

「隅田川水神の森真崎」とは反対の方向から見た図で、共に「名所江戸百景」中の秀作とされています。真崎辺りは、荒川区南千住三丁目の白鬚橋のたもとにある朝日神明宮の周辺で、今の石浜神社になります。境内に名物の吉原豆腐の田楽屋が軒を並べていました。その一軒の甲子屋のそれは特に有名で、江戸名物料理のひとつに数えられていました。

標準価格 13,000円(税抜)

画寸法33.9 × 22.4 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご注文より3営業日以内に発送
歌川広重について
天保年間に保永堂から出版された全55図の「東海道五十三次」が大ヒットし、以降数々の東海道の風景画を描きました。 花鳥画にも詩情溢れる優品を残し、最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、四季折々の江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出しました。同シリーズは、ゴッホが模写したことでも知られています。
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名所江戸百景について
大胆奇抜な構図が特徴の江戸名所絵の一大連作はモネやゴッホといった印象派の巨匠たちが模写したことで世界的にも知られています。 春夏秋冬の四つの部に分けられ、四季の折々に見せる江戸の素顔を描き出した一連の作品には、生まれ育った江戸の町に対する広重の深い愛着が感じられます。
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