歌川広重 

月夜の紅梅

つきよのこうばい

枯木の幹に薄紅色の紅梅が咲き、可愛らしい蕾も描かれています。

背景の藍色のぼかしに白く抜かれた満月が、紅梅の風情を引き立たせています。

団扇の形をした本図は、当時団扇として楽しまれていました。

「立斎」に落款で「弌立斎」とありますが、広重が後期に使っていた絵師名です。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

期間限定特別価格
広重が描いた団扇絵の一枚です。背景の藍色を取り合わせて満月を白く抜き、薄紅と藍、月の白と枯木の幹の墨とが、それぞれ映じ合い、清澄な夜の空気に薫る梅の雰囲気を巧みに表現しています。開いた花は薄紅、蕾はそれよりもやや濃くしている辺りに絵師広重の配慮がうかがわれます。

標準価格 20,000円(税抜)

特別価格 13,000円(税抜)

画寸法23.0 × 31.3 cm
用紙越前生漉奉書
解説なし
のし対応あり
納期ご注文より3営業日以内に発送
歌川広重について
天保年間に保永堂から出版された全55図の「東海道五十三次」が大ヒットし、以降数々の東海道の風景画を描きました。 花鳥画にも詩情溢れる優品を残し、最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、四季折々の江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出しました。同シリーズは、ゴッホが模写したことでも知られています。
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