歌川広重 

葉ごしの月

はごしのつき

大きく描かれた満月。月を白く、手前の枝を暗く描いたコントラストが印象的です。

紅葉した葉やまだ緑の残る葉が混ざりあい、秋の風情が感じられます。

「月二拾八景」と題されているものの、知られているのは本図を含めて2図のみ。

画面に奥行きを与える「ぼかし」は難易度の高い技術のひとつ。職人の腕の見せ所です。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

期間限定特別価格
「葉ごしの月」の題名通り、滝上に張り出した枝の向こうに掛かる満月を描いた本図。皓々と明るく大きく描かれた満月に、浮かび上がる樹木の造形、縦長の構図を生かした滝の高低差、滝に散りかかる落ち葉の儚い風情など、画面の隅々まで広重の拘りが感じられます。秋のしみじみとした情緒溢れる傑作です。

標準価格 20,000円(税抜)

特別価格 13,000円(税抜)

画寸法38.3 × 17.2 cm
用紙越前生漉奉書
解説なし
のし対応あり
納期ご注文より3営業日以内に発送
歌川広重について
天保年間に保永堂から出版された全55図の「東海道五十三次」が大ヒットし、以降数々の東海道の風景画を描きました。 花鳥画にも詩情溢れる優品を残し、最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、四季折々の江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出しました。同シリーズは、ゴッホが模写したことでも知られています。
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