歌川広重 広重花鳥大短冊撰

月夜桃に燕

つきよももにつばめ

「春来遍是桃花水 不弁仙源何処尋」

3月から4月にかけてさく桃は、おひな祭りに飾る花としても親しまれています。

春の訪れと共にやってきた二羽の燕が軽快に飛んでいます。

幅を広めにぼかした「拭き下げぼかし」、摺師の腕の見せどころです。

燕の羽の部分は細かく彫られた版木に色をのせず摺る空摺りで表現されています。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

燕は日本人に親しまれてきた渡り鳥で、以前は街中でも、軽快な姿を見ることができました。春の訪れと共にはるか南方の地から海を渡って日本に現れ、人家や駅などの軒下に巣を造る光景がよく見られた風景でした。葉越しの月も画面の左最上部に描かれ、紙外に空を予感させる構図や、二羽の燕の激しい羽ばたきと静かに咲く桃花が巧みに表現されています。

標準価格 13,000円(税抜)

画寸法37.8 × 16.9 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご注文より3営業日以内に発送
歌川広重について
天保年間に保永堂から出版された全55図の「東海道五十三次」が大ヒットし、以降数々の東海道の風景画を描きました。 花鳥画にも詩情溢れる優品を残し、最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、四季折々の江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出しました。同シリーズは、ゴッホが模写したことでも知られています。
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広重花鳥大短冊撰について
広重の作品持つ豊かな叙情性、句や歌が添えられ縦長の画面を巧みに利用した構図の妙、優れた色彩感覚は、浮世絵のジャンルの中でも特に芸術性の高い作品が揃う花鳥画の分野においても遺憾なく発揮されており、四季折々の情緒あふれる作品は今なお時代を越えた感動を私たちに与えてくれます。
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