葛飾北斎 

新板浮絵王子稲荷飛鳥山之図

しんぱんうきえおうじいなりあすかやまのず

淡いピンク色と細かな白い点で、満開に咲き誇る桜を表現しています。

花見客でしょうか。大勢の人々で賑わっています。

飛鳥山の桜は、現在もお花見の人気スポットとして有名です。

近景の建物を大きく、遠景の建物を小さく描く、遠近法を用いて描かれた一図です。

絵師北斎の名の下には、版元の名も記されています。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

期間限定特別価格
西洋画で用いられる遠近法を取り入れて描かれた浮世絵の様式「浮絵(うきえ)」の一図です。由来は諸説ありますが、遠景より近景が浮いて見えるため、そう呼ばれるようになったと言われています。次々に新画風を取り入れようとする北斎の貪欲なままでの制作欲を感じさせます。地平線を高く描くことで、鳥瞰的な視覚のなかに群衆を入れ、広がりのある大きな絵に見せています。

標準価格 22,000円(税込)

特別価格 14,300円(税込)

画寸法23.5 × 35.8 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語
のし対応あり
納期ご注文より5営業日以内に発送
葛飾北斎について
森羅万象あらゆるものの真を描くことに執念を燃やし、老いてなお、その制作意欲は衰えることなく、九十年の生涯で、数多くの作品を残しました。1999年、米ライフ誌が選んだ「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に唯一選ばれた日本人であり、近年最も注目を集めている浮世絵師です。
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