歌川国芳 

忠臣蔵十一段目 夜討之図

ちゅうしんぐらじゅういちだんめ ようちのず

「仮名手本忠臣蔵」の討入りを描いたもので、まさに義士達が潜入しようとしています。

野良犬を見張っているのでしょうか。緊張感があふれます。

風景を描く北斎・広重とは異なる雲の表現は、国芳独自のものです。

遠景は藍のぼかしがあり、遠近感がさらに増します。

本図は、オランダで刊行された銅版画の挿絵を元に国芳が描いたと言われています。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

本図は「仮名手本忠臣蔵」十一段目の討ち入りの場面を描いています。天保2~3年(1831-32)頃の作と考えられ、この頃、国芳は積極的に西洋絵画の表現技法を風景画の中に取り入れており、オランダで刊行された『東西海陸紀行』にある銅版画の挿絵を下敷きにして描かれたものといわれています。北斎・広重という風景画の二大巨頭がいる中、国芳は独自性をいかに出すか工夫していることが、この作品からも垣間見られます。

標準価格 13,000円(税抜)

画寸法24.3 × 37.2 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご注文より3営業日以内に発送
歌川国芳について
歌川国芳は、幕末に活躍した浮世絵師です。そのユニークな画風から、「奇想の絵師」などと呼ばれ、近年再評価の気運が高まり、広い世代の人気を集めています。 当時の浮世絵師の番付には、名所絵の広重に対し、武者絵の国芳として名前が掲げられています。反骨と風刺の精神に富んだ作品群は、当時の人々の圧倒的支持を得、多くの門人が集まり、浮世絵師の最大派閥を形成。その系譜は昭和の日本画家まで連なっています。
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