歌川国芳 通俗水滸伝豪傑百八人之壱人

浪裡白跳張順

ろうりはくちょうちょうじゅん

当時の「水滸伝」ブームを背景に国芳が描いたシリーズ「通俗水滸伝豪傑百八人之壱人」。

武者絵の髪の毛の細かさは想像を絶するもので、一流の彫師にしか彫れない作品です。

彫師により彫られた一本一本の髪が綺麗に摺られ、武者の勇敢な姿を引き立てます。

張順の白い肌を彩るのは大蛇の刺青です。彫師の技の見せ所です。

伝説や逸話などを題材にした国芳の作品には、このような物語の説明が見られます。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

「通俗水滸伝豪傑百八人之壱人」は、文政10年(1827)頃から天保7年(1836)にかけて、約10年の間順次出版された人気のシリーズ。画面全体の荒々しい躍動感と技巧を凝らした細部の工芸品的な美しさとが絶妙の均衡を保ち、国芳芸術の特長を余すことなく伝えています。「水門破り」の愛称で親しまれ、武者絵の傑作と謳われている作品です。

【新復刻完成記念コラム vol.2】 武者絵の傑作「水滸伝」に迫る!

標準価格 13,000円(税抜)

画寸法38.5 × 26.2 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご注文より3営業日以内に発送
歌川国芳について
歌川国芳は、幕末に活躍した浮世絵師です。そのユニークな画風から、「奇想の絵師」などと呼ばれ、近年再評価の気運が高まり、広い世代の人気を集めています。 当時の浮世絵師の番付には、名所絵の広重に対し、武者絵の国芳として名前が掲げられています。反骨と風刺の精神に富んだ作品群は、当時の人々の圧倒的支持を得、多くの門人が集まり、浮世絵師の最大派閥を形成。その系譜は昭和の日本画家まで連なっています。
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