歌川豊国 

三世沢村宗十郎の大星由良之助

さんせいさわむらそうじゅうろうのおおぼしゆらのすけ

宗十郎の家紋は「丸にいの字」だが、この家紋は大石内蔵助の「二つ巴」となっています。

三世沢村宗十郎は、二つ巴の紋を使っていたようです。

渋い茶色の地に水玉の小紋の柄の裃(かみしも)を着ています。

鬘(かつら)の生え際がきっちりと揃って彫られています。彫師の技が光ります。

鼻の頭や目の白い部分など、本作は摺った後に手で彩色をしており、贅を尽くして作られた作品です。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

優れた大首絵を多く制作した歌川豊国の作品の中でも、本図は特に優れたひとつ。制作に入念な手間が掛けられており、役者または版元から特に依頼されたものと思われます。

標準価格 13,000円(税抜)

画寸法37.2 × 25.5 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語
のし対応あり
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