喜多川歌麿 

難波屋おきた

なにわやおきた

若々しいおきたの目元がほのかに赤く染まっています。

茶托にのせたお茶碗を慎重に運ぶ様子が伝わってきます。

黒い帯の模様が引き立ち、画面を引き締めています。

雲母(きら)と膠を混ぜて煮たものを刷毛で引いた雲母引き。独特の光沢が生まれます。

生え際は最も難易度が高い所。江戸時代には専門の職人がいた、彫師の腕の見せ所です。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

寛政の三美人の中でも、最も人気が高かったのが、難波屋おきたでした。歌麿もこのおきたを好んだようで、描いた作品数は15点を越えています。藍の着物に黒い帯という抑えた色彩でまとめられた中に、初々しく清楚な雰囲気が漂っています。

標準価格 13,000円(税抜)

画寸法37.6 × 25.3 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
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