北斎にインスパイアされた現代の浮世絵 新春にオススメ!吉祥を呼ぶ「凱風快晴」

 

12月に入り、そろそろ新しい年を迎える準備をされる方も多いのではないでしょうか。今回、お正月を晴れやかな気持ちで迎えていただくのにピッタリのおめでたい作品をご紹介いたします。おめでたい浮世絵として人気の北斎の赤不二こと「凱風快晴」をはじめ、この不朽の名作にインスパイアされた2人の現代芸術家、福田美蘭氏と靉嘔氏がそれぞれアダチ版画研究所の彫師、摺師と共に制作した現代の浮世絵をご紹介いたします。いづれも吉祥を運んでくれそうなステキな作品となっています。

現代アーティストにも影響を与える北斎の傑作「凱風快晴」

葛飾北斎「凱風快晴」
絵のみ 14,300円(税込)

富士山を描いた作品は、古今東西数多くありますが、おそらく最も有名なのは、この北斎の赤富士こと「凱風快晴」ではないでしょうか。威風堂々、まさに王者の品格が伝わってきます。一切の無駄がそぎ落とされた描線と色数を抑えた配色で構成された本作は、天才絵師・北斎だからこそ生まれたといえます。この不朽の名作は、幕末以降、そして現代にいたるまで、世界中のアーティスト達の創作活動に大きな影響を与えています。

>>作品詳細

葛飾北斎 凱風快晴
 
 

北斎の名作「赤不二」の鱗雲が昇り龍に!

福田美蘭「冨嶽三十六景 凱風快晴」
絵のみ 33,000円(税込)

本作は、現在、千葉市美術館で開催中の個展「福田美蘭展 千葉市美コレクション遊覧」に合わせて制作されました。一見、北斎の「富嶽三十六景 凱風快晴」の空に描かれていた鱗雲のかたちがちょっと違っているようです。手にもって左の方から富士山の方を眺めると、なんとそこには龍の姿が!
作家の『より多くの方に江戸時代と同じように、浮世絵を自分の手で持って触れる、間近で見る体験をしてもらいたい』という想いがこの作品には込められています。そういった、作品鑑賞の楽しさは、もちろんのこと、おめでたい画題として人気の「赤不二」に、天に昇る「龍」が加わり、まさに吉祥を呼ぶ福田美蘭氏の「凱風快晴」は、お正月に飾っていただくのにオススメの作品です。

>>作品詳細

福田美蘭 冨嶽三十六景  凱風快晴

福田美蘭(ふくだ・みらん)
1963年東京生まれ。1985年東京藝術大学美術学部絵画科油画卒業、1987年東京藝術大学大学院修士課程修了。1989年に新人洋画家の登竜門とされる安井賞を最年少で受賞、1991年第7回インド・トリエンナーレにて金賞受賞。平成25年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

 
 

レインボーカラーの光の流れが吉祥を運ぶ⁉

靉嘔「富嶽噴火 凱風虹快晴」
絵のみ 38,500円(税込)

本作は、1982年に「虹のアーティスト」として国際的な活躍をする靉嘔氏とアダチ版画研究所の彫師、摺師のコラボレーションにより制作されました。銅版・リトグラフ・シルクスクリーンなどいろいろな版式で作品を発表していますが、他の版種とは異なる和紙に水性の絵の具で摺り込んだ独特の発色が印象的な作品となっています。木版の中でも世界中でも有名な葛飾北斎「凱風快晴」を題材に、靉嘔氏ならではのレインボーカラーを駆使し、明るくポップな現代の浮世絵に仕上がっています。富士の山頂から吹き出す十八色の光の流れが、吉祥を運んでくれそうなおめでたい「凱風虹快晴」です。

>>作品詳細

靉嘔 富嶽噴火 凱風虹快晴

靉嘔(あいおう)
1931年茨城県生まれ。1954年東京教育大学芸術学科卒業、1955年に池田満寿夫らとともにグループ「実在者」を結成し、その後ニューヨークに渡り、ハプニングを中心とする前衛芸術グループ「フルクサス」に参加。1966年第33回 ベネチア・ビエンナーレ 日本代表。1971年のサンパウロ・ビエンナーレはじめ各国際展で次々と受賞。

品質へのこだわり

品質へのこだわり

アダチの浮世絵は、手にして初めて分かる、熟練の技術と日本の伝統が詰まっています。

製作工程

制作工程

一切機械を使うことなく一枚一枚職人の手仕事により丁寧に作られている木版画です。

厳選素材・道具

厳選素材・道具

江戸当時の風情を感じられる当時の浮世絵の再現にこだわり、厳選した素材と道具を使用。

職人紹介

職人紹介

最高の作品を創り出すために、日々技術の研鑽を積む熟練の職人たち。

浮世絵の基礎知識

浮世絵の基礎知識

意外と知らない?浮世絵の世界。浮世絵の基礎知識をご紹介。