鈴木春信 

夜の梅

よるのうめ

闇夜に浮かび上がる白梅。和紙の地を生かした柔らかな白が背景の黒に映えています。

美人の髪の生え際は最も難易度が高い所。江戸時代には専門の職人がいた、彫師の腕の見せ所です。

持ち運びのできる持ち手のついた燭台。梅や美人を照らす、やんわりとした明るさを想像させます。

若い女性らしい華やかな振袖と帯は、細部まで丁寧に柄が描き込まれています。

絵具を付けずに摺ることで紙に凹凸を付ける「空摺」で白地の着物の質感を表現しています。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

闇夜に匂い立つ白梅の花の下、差し向ける灯りに白梅と美人の姿が鮮やかに浮かび上がる幻想的な情景を描いた鈴木春信の美人画。美人の顔や手、白梅の花など、紙の地をそのまま生かした柔らかみのある白色と、黒一色で塗りつぶした背景とのコントラストが美しく映えています。着物の白地には空摺が施されるなど、手の込んだ作品となっています。

■新復刻完成コラム
vol.1「“錦絵”が誕生するまで
vol.2「制作から見る“夜の梅”

【新復刻完成コラム】 錦絵の祖、鈴木春信「夜の梅」vol.1

標準価格 13,000円(税抜)

画寸法31.6 × 21.3 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語
のし対応あり
納期ご注文より3営業日以内に発送
鈴木春信について
明和初年、木版技術の飛躍的な進歩を背景に、春信は、幻想的で可憐な美人画を描いて人気を博しました。 当時の趣味人たちの要請に応え、物語、和歌、俳諧など幅広く取材した作品からは、彼の文学に対する造詣の深さもうかがえます。「錦絵の祖」と呼び称される春信。錦絵草創期の淡く和やかな色彩が特徴です。そのストーリー性豊かでドラマティックな作品は、今も多くのファンを魅了しています。
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