歌川広重 東海道五拾三次

藤川 棒鼻ノ図

ふじかわ ぼうはなのず

ひときわ高いのが、副題の「棒鼻」である?示杭。隣に立札が並び、向いには高札場が見えます。

御幣を乗せた馬。実際に広重が随行した御馬献上の様子でしょうか。

人間たちを尻目に、無邪気に戯れる子犬たち。

役人たちは、行列を前に紋付袴姿で畏まっています。

「一」の字を引いたようなぼかしのため、「一文字ぼかし」と言われる。ぼかす色で、時間、季節そして気候などを表現しわけています。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

棒鼻とは棒端ともいい、「ここより何々宿」と書かれた宿場の境界に立っていた棒杭のことです。幕府の命を受けた使者たちを、宿場の外れまで迎えに出た人々の緊張した様子が描かれています。この図中央の二頭の馬に御幣が立てられていることから、毎年旧暦の8月に幕府から京都の御所へ馬を献上する一行を描いたものといわれています。

標準価格 13,000円(税抜)

画寸法22.7 × 35.5 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご注文より3営業日以内に発送
歌川広重について
天保年間に保永堂から出版された全55図の「東海道五十三次」が大ヒットし、以降数々の東海道の風景画を描きました。 花鳥画にも詩情溢れる優品を残し、最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、四季折々の江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出しました。同シリーズは、ゴッホが模写したことでも知られています。
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東海道五拾三次について
日本橋、京都、そしてその間に設けられた53の宿駅を描いた浮世絵のシリーズ。広重は、次々に変わる景色、季節、時間、行き交う人々の生き生きとした営み、全55図を郷土色豊かに描き出しました。。日本の風土に根ざした抒情性こそ、広重の浮世絵風景画最大の特色と言えるでしょう。
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