歌川広重 名所江戸百景

両国花火

りょうごくはなび

花火が開いた瞬間を広重はとらえ、独特な表現で描いています。

隅田川には、屋形船も出て花火を楽しんでいます。

両国橋には、たくさんの人影が見え、花火に涌いている様子が見られます。

作品毎に地模様が異なり細かい部分ですが凝ったデザインとなっています。

幅を広めにぼかした「拭き下げぼかし」、摺師の腕の見せどころです。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

隅田川を挟んで武蔵と下総の二国に架けられた橋ということで両国橋の名が付けられ、その界隈を両国と呼びました。ここは江戸第一の繁華地として、見世物・芝居・辻講釈などに屋台店も並び、昼夜の遊興で賑わっていました。江戸時代、花火といえば両国橋近辺での納涼イベントとして有名で、群衆が押し寄せ通行を規制したほどでありました。

標準価格 14,300円(税込)

画寸法33.8 × 22.3 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご注文より5営業日以内に発送
歌川広重について
天保年間に保永堂から出版された全55図の「東海道五十三次」が大ヒットし、以降数々の東海道の風景画を描きました。 花鳥画にも詩情溢れる優品を残し、最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、四季折々の江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出しました。同シリーズは、ゴッホが模写したことでも知られています。
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大胆奇抜な構図が特徴の江戸名所絵の一大連作はモネやゴッホといった印象派の巨匠たちが模写したことで世界的にも知られています。 春夏秋冬の四つの部に分けられ、四季の折々に見せる江戸の素顔を描き出した一連の作品には、生まれ育った江戸の町に対する広重の深い愛着が感じられます。
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