歌川広重 六十余州名所図会

甲斐 さるはし

かい さるはし

猿橋を渡る人々も細かく描きこまれています。

刎木構造と呼ばれる複雑な構造の橋を鮮やかな紅葉が包んでいます。

ダイナミックに渦巻く川。奥と手前の青のぼかしで水の流れが立体的に表現されています。

遠景には民家が見え、その更に奥には山のシルエットが浮かびます。

荒々しく描かれた岩肌は美しいぼかしで色付けられています。摺師の腕の見せ所です。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

広重が全国の名所を描いた晩年の人気シリーズ「六十余州名所図会」の一図。描かれているのは山梨県に現存し、日本三大奇矯にも数えられている名勝「猿橋」の秋の絶景です。紅葉に彩られた橋を見上げたような構図で、細密に描かれた橋の構造と対照的に荒々しい岩の表面や渦巻く川の流れを大胆に描写しています。紅葉を染めるビビッドな色が印象的で、秋の風情満載な作品です。

【新復刻完成記念コラム】 紅葉に色づく秋の名勝 「甲斐 さるはし」 vol.1

標準価格 13,000円(税抜)

画寸法37.7 × 26.2 cm
解説日本語
仕様越前生漉奉書
のし対応あり
納期ご注文より3営業日以内に発送
歌川広重について
天保年間に保永堂から出版された全55図の「東海道五十三次」が大ヒットし、以降数々の東海道の風景画を描きました。 花鳥画にも詩情溢れる優品を残し、最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、四季折々の江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出しました。同シリーズは、ゴッホが模写したことでも知られています。
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