歌川国芳 

たとゑ尽の内

たとゑづくしのうち

擬人化されていてもリアルで生き生きとした猫の仕草に、猫好きの国芳の観察眼が伺えます。

猫の体のぶち模様は板ぼかしという技法で、滲むようなぼかしを重ねて表現されています。

よく見ると着物の柄は小判になっています。国芳らしい洒落が効いています。

色を付けない版木で立体感を表現する空摺。繊細な紙の凹凸で猫の毛並みを表現しています。

一般的な浮世絵のサイズの和紙を三枚続けて見せる「三枚続」。広い画面に描かれた様々な猫の姿は、賑やかで見応えがあります。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

「猫も食わない」「猫に小判」「猫舌」といった猫にまつわることわざや言葉を絵で表した三枚続。猫らしいリアルな仕草を残しつつ、愛嬌たっぷりに擬人化された猫たちの姿からは、猫好きとして知られた国芳の猫への深い愛情が感じられます。それぞれどんな言葉を表しているのかクイズのように楽しめる可愛い作品です。

■新復刻完成コラム
国芳の猫づくし ~「たとゑ尽の内」編~

【新復刻完成コラム】 国芳の猫づくし~「たとゑ尽の内」編~

標準価格 40,000円(税抜)

画寸法36.5 × 76.7 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご注文より3営業日以内に発送
歌川国芳について
歌川国芳は、幕末に活躍した浮世絵師です。そのユニークな画風から、「奇想の絵師」などと呼ばれ、近年再評価の気運が高まり、広い世代の人気を集めています。 当時の浮世絵師の番付には、名所絵の広重に対し、武者絵の国芳として名前が掲げられています。反骨と風刺の精神に富んだ作品群は、当時の人々の圧倒的支持を得、多くの門人が集まり、浮世絵師の最大派閥を形成。その系譜は昭和の日本画家まで連なっています。
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