喜多川歌麿 

高島屋おひさ

たかしまやおひさ

江戸時代の名プロデューサーであった版元・蔦屋 重三郎の印です。

手に持つ団扇には、高島屋の紋である「丸に三つ柏」が描かれています。

着物の帯には、ぼかしの技法が用いられています

雲母(きら)と膠を混ぜて煮たものを刷毛で引いた雲母引き。独特の光沢が生まれます。

生え際は最も難易度が高い所。江戸時代には専門の職人がいた、彫師の腕の見せ所です。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

寛政の三美人のひとり、高島屋おひさの図。団扇を手に凛とした姿で振り返る姿を描いています。描かれたのは15歳頃で、初々しさが感じられる美人画です。団扇や夏着物など、日本の夏の風物詩が随所に描かれています。

※ご好評につき、現在増刷待ちのため、ご予約承り中
12月上旬頃、増刷完了予定


標準価格 14,300円(税込)

画寸法38.5 × 26.4 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
納期ご好評につき、現在増刷待ちのため、ご予約承り中
喜多川歌麿について
浮世絵の黄金期に、美人画絵師として活躍しました。しかし、その生涯については、実はよくわかっていません。 寛政期に入り、評判の町娘や遊里の女性たちを魅力的に描き、浮世絵美人画の第一人者としてその名を知らしめました。 寛政の改革下、様々な表現の制約にも屈することなく、常に新しい表現手段を模索し続けましたが、文化元年(1804)、風紀取締りの処分(一説に入牢3日、手鎖50日の刑)を受け、その二年後にこの世を去りました。
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