浮世絵贔屓(うきよえびいき)の輪を拡げる「国芳の浮世絵猫」LINEスタンプが登場!

浮世絵贔屓(うきよえびいき)の輪を拡げる「国芳の浮世絵猫」LINEスタンプが登場!

浮世絵ポータルサイト「北斎今昔」が手がける雑貨ブランド「浮世絵贔屓(うきよえびいき)」が、「北斎今昔」サイト開設2周年を記念してLINEスタンプを発売しました。歌川国芳の人気作「其まま地口 猫飼好五十三疋(みゃうかいこうごじゅうさんびき)」をモチーフにしたスタンプで、浮世絵贔屓の輪をさらに拡げます。

国芳の猫ダジャレがLINEスタンプに!

浮世絵ポータルサイト「北斎今昔」の2周年を記念し、このたび浮世絵雑貨ブランド「浮世絵贔屓」が、LINEスタンプ「国芳の浮世絵猫スタンプ【日常会話】」を発売しました。このスタンプは、歌川国芳の浮世絵作品「其まま地口 猫飼好五十三疋(みゃうかいこうごじゅうさんびき)」に描かれた猫たちをモチーフに製作されたもの。「おはよう」「OK」「ありがとうございます」など日常的に使えるメッセージを中心とした16種類のスタンプです。画像には、現代の職人たちが版木から復刻した木版画のスキャンデータを使用しています。

元の浮世絵は今から170年近く前に描かれたものですが、コミカルな猫たちの姿はLINEスタンプにしてもほとんど違和感がありません。小さなサイズながら、江戸時代当時の色を再現した復刻版ならではの明るい色彩も活かせました。浮世絵好き同士なら思わずニヤリとしてしまうスタンプですし、可愛い猫のスタンプとして相手を選ばず送れると思います。

歌川国芳「其まま地口 猫飼好五十三疋」*アダチ版復刻浮世絵(画像提供:アダチ伝統木版画技術保存財団)

「其まま地口 猫飼好五十三疋」の「地口」とは語呂合わせのことで、作者の国芳は東海道(日本橋〜京都)の宿駅名をもじって、さまざまな猫を描いています。「猫飼好」と書いて「みゃうかいこう」と読ませるあたりも、洒落っ気が利いていますね。この作品については、2022年の猫の日に「北斎今昔」で前後編にわたって国芳の猫ダジャレの全解読を試みていますので、ぜひこちらの記事も参照ください。

国芳の親父ギャグ炸裂! お猫様の東海道「猫飼好五十三疋」(2022.02.22) ※記事の最後に後編へのリンクがあります。

続編はみんなでつくるスタンプに

「其まま地口 猫飼好五十三疋」には総勢74匹の猫(張子の猫一体を含む)が描かれています。今回発売されたスタンプに使用されているのはその中の18匹。まだまだ魅力的な猫たちがいますので「浮世絵贔屓」では、今後続編の製作・販売も予定しています。

第一弾のアクリルキーホルダーの製作の際にもtwitterで意見を募ったように、「浮世絵贔屓」では続編の製作にあたり、twitterやLINEを活用し、広く意見を取り入れる予定です。コミュニケーションツールとして幅広い世代に活用されているSNS・LINEのスタンプによって、さらに「浮世絵贔屓」の輪を拡げることを目指します。

もし「こんな浮世絵猫LINEスタンプが欲しい!」というご意見がありましたら、「浮世絵贔屓@アダチ版画」のLINEアカウントを友だち登録して、ぜひお知らせください。

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商品情報

国芳の浮世絵猫スタンプ【日常会話】
[価 格]120円(税込)
[購入方法]LINE STOREにて

文・「北斎今昔」編集部