どの猫ちゃんがお好み?「国芳の浮世絵猫」LINE 着せかえ3種登場

どの猫ちゃんがお好み?「国芳の浮世絵猫」LINE 着せかえ3種登場

浮世絵ポータルサイト「北斎今昔」が手がける雑貨ブランド「浮世絵贔屓(うきよえびいき)」が、2023年の猫の日(2月22日)に合わせ、猫の浮世絵をデザインに取り入れたLINE着せかえを発売しました。歌川国芳の人気作「其まま地口 猫飼好五十三疋(みゃうかいこうごじゅうさんびき)」の猫たちが、浮世絵贔屓な皆様のスマートフォンに和の彩りを添えます。

画面あちこちに浮世絵猫がかくれんぼ

浮世絵雑貨ブランド「浮世絵贔屓」では、2022年にLINEスタンプ「国芳の浮世絵猫スタンプ」2種を発売しました。このスタンプは、歌川国芳の浮世絵作品「其まま地口 猫飼好五十三疋(みゃうかいこうごじゅうさんびき)」に描かれた猫たちをモチーフに製作されたもの。

歌川国芳「其まま地口 猫飼好五十三疋」*アダチ版復刻浮世絵(画像提供:アダチ伝統木版画技術保存財団)

これが好評だったため、「浮世絵贔屓」ではスタンプに登場した猫たちをデザインに取り入れたLINE着せかえ「国芳の浮世絵猫」を2023年の猫の日に合わせて発売しました。画像には、現代の職人たちが版木から復刻した木版画のスキャンデータを使用しています。

デザインは全3種で「さくら」「小梅」「あずき」となっています。元の作品の背景の色をベースにして、春らしい優しい暖色系の色合いで展開しました。トーク画面の文字の読みやすさなどを優先し、デザインは全体的に控えめに。商品名については「猫の名前を呼ぶような感覚で、浮世絵作品に愛着をもっていただきたい」との意図があります。それでは各種、使用例とともにご紹介します。

国芳の浮世絵猫〜さくら〜

※ご利用のLINEバージョンによっては、一部の画面デザインが異なる場合があります。

これから迎える桜の季節をイメージした着せかえです。手ぬぐいをかぶって踊る猫ちゃんが、春を呼ぶ招き猫になったら良いなと思って制作しました。ホーム画面のメニュー部分は市松模様。配色に悩んだ際に喜多川歌麿の名作「ビードロを吹く娘」のカラーコーデを参照したせいか、国芳のやんちゃな猫ちゃんたちが、少々たおやかな雰囲気に。

国芳の浮世絵猫〜小梅〜

※ご利用のLINEバージョンによっては、一部の画面デザインが異なる場合があります。

まだ桜は早いかなという方のために、梅もご用意しました。元気と笑顔をくれる猫ちゃんたちの雰囲気を出すため、「さくら」に比べヴィヴィッドな配色にしています。ホーム画面のメニュー部分に散らした梅紋は、猫の足跡にも見えてきませんか? アクティブに行動したい方におすすめの着せかえ。

国芳の浮世絵猫〜あずき〜

※ご利用のLINEバージョンによっては、一部の画面デザインが異なる場合があります。

浮世絵をデザインに取り入れた他のクリエイターのLINE着せかえを拝見すると、やはり渋めの色合いが好まれる傾向にあるようです。元の作品のイメージから少し離れてしまいますが、落ち着いたベージュ系でも展開してみました。ホーム画面のメニュー部分は矢絣模様。落ち着いた気分の着せかえです。

みなさんはどの色がお好みですか? 販売開始からまだ数日ですが、現在は「さくら」が一番人気となっています。

今後も浮世絵贔屓の皆様と楽しい企画を

「浮世絵贔屓@アダチ版画」のLINEアカウントは、浮世絵関連情報の一方的な発信だけでなく、商品開発のアイディア募集など双方向のコミュニケーションの場として活用しています。今後も、浮世絵贔屓な皆さんと、さまざまな楽しい企画を考えていきたいと思います。気になる方は、ぜひ友達登録してみてください。

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商品情報

国芳の浮世絵猫(さくら、小梅、あずき)
[価 格]370円(税込)
[購入方法]LINE STOREにて

文・「北斎今昔」編集部